え、こだまの世界?

A day in the life of...

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

直観と反省について

直観:レコードの溝。自動化した判断(ときにはそれが判断であると気づかないほど「自然」な判断)。 野蛮人「でも、神が存在すると感ずる方が自然じゃないでしょうか」 総統「そんなことをいうのは、ジッパーでズボンを締め上げるのが自然かどうか問題にする…

非常勤など

なんか、毎日非常勤をしているかのような錯覚が。。。メモ:人生を左右する選択を毎日行っているのに、あとになってみないとその重要性に気づかない愚かさ。ときにはそれが選択であったことさえ気づかない。ささいに思えることでも選択肢を吟味し、セカンド…

軽口に注意

発言にはくれぐれも注意すること。一日一ユーモアというのは、諸刃の刃かもしれない。

発表に対する質問の種類とそれぞれに対する答え方について

やっぱり分類する必要があるよな。質問を分類した上で、応答の仕方について、典型的な対応法を考えておくことが重要だ。 言葉の意味を問う質問。「報告の中で出てきた〜の意味(定義、原語)は何ですか」。答えは比較的容易だが、気をつけないと、プラトンの対…

Think Thru

例えば新聞を読むとき、単に事実を記憶するだけでは駄目だ。表層的な知識を身に付けるのではなく、深奥まで考え抜く姿勢を持たないといけない。

日が暮れてから大学に行き、ジムのプールで泳ぐ。キック中の左足に意識を集中してみる。運動にしろ研究にしろ、無意識にやっていることに一度は自覚的になり、方法論を考えてみる必要がある。

先日届いた本 (生殖医療、医療・保健専門職の倫理テキスト、ダーウィンとその時代)

生殖医療技術の進歩と生命倫理作者: 日本学術会議泌尿生殖医学研究連絡委員会出版社/メーカー: メジカルビュー社発売日: 1993/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るずいぶん前に注文したのでなぜ買う気になったのか忘れたが、とにかく勉強し…

博士号について

中央公論 2008年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/01/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (7件) を見るもう一回、蓮実重彦のコメント。 博士論文を書くときには、すでに世界と喧嘩できる自分を作り上げ…

高田馬場にて

某用事で高田馬場へ。ついでに赤子(「社長」)を連れた某氏に会い、ガスファンヒーターをいただく。感謝。 バス停で待っていると、勘違いで一台見逃す。く、く、くそ。

女工哀史

女工哀史 (岩波文庫 青 135-1)作者: 細井和喜蔵出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1980/07/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (16件) を見る大正末期に紡績工場で働く女性労働者の実態を描写した書物。たいへん勉強になった。た…

ブルマーの社会史

ブルマーの社会史―女子体育へのまなざし (青弓社ライブラリー)作者: 高橋一郎,谷口雅子,角田聡美,萩原美代子,掛水通子出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2005/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 62回この商品を含むブログ (33件) を見るとりあえずざっ…

学部の壁

中央公論 2008年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/01/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (7件) を見る蓮実重彦のコメント。 日本固有の問題について見ると、日本の大学では専門課程の学部があまりに強…

二足のわらじ

あれ、考えてみると、二足のわらじというのは、主専攻・副専攻という考え方と同じだな。擬似的なメジャー・マイナー制度というわけか。

大学のタコツボ化

大学のタコツボ化(専門領域の細分化)がさらに進み、隣の教授が何をやっているかまったくわからなくなると、挨拶もしないようになり、しまいには隣の教授が生きているか死んでいるかもわからなくなる。その結果、教授会に来ない教授の様子を事務が見に行くと…

買った本(中央公論、加藤論文)

中央公論 2008年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/01/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (7件) を見る特集「崖っぷち、日本の大学」。某師匠が言及していたが、加藤尚武某名誉教授が「〈京大オーバード…

博士号授与式におけるブーケトス

博士号授与式で、博士号取得者がブーケを投げると、わらわらと博士課程の学生たちがブーケを奪いあう。見事ブーケを取った学生がPh.D candidateになれる、という制度はどうか。

非常勤

感染症の続き。天気のせいか、寝不足のせいか、なんか低調。まあこういう日もある。低空飛行で行こう。

ふぶき

某13階から。ひさしぶりの雪。まだ積もってない。

中央公論、加藤論文

中央公論 2008年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/01/10メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (7件) を見る「〈京大オーバードクター生一掃期〉二足のわらじを履きなさい」。 日本の大学では学部と大学院が…

批判と人格攻撃の区別

「自分の間違いを潔く認められる」というのと、「人の間違いを上手に指摘できる」というのは表裏一体のところがある。「あなたの〜は間違っている」というのを、人格攻撃と受け取らない心性を身に付けること。また、他人の間違いを指摘する場合にも、それは…

読了 (困った上司…)

困った上司、はた迷惑な部下 組織にはびこるパーソナリティ障害 (PHP新書)作者: 矢幡洋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る 本書の最大の特徴は、上司・部下のタイプ分け…

借りた本 (困った上司、はた迷惑な部下)

困った上司、はた迷惑な部下 組織にはびこるパーソナリティ障害 (PHP新書)作者: 矢幡洋出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/01/16メディア: 新書購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見るちょっとパーソナリティ障害について勉強しよう…

新宿駅にて

朝から終日、某監督業務。女子高生にまみれる。つかれた。

借りた本 (ブルマーの社会史)

ブルマーの社会史―女子体育へのまなざし (青弓社ライブラリー)作者: 高橋一郎,谷口雅子,角田聡美,萩原美代子,掛水通子出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2005/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 62回この商品を含むブログ (33件) を見る正確には某妻に…

Wilderness years

思うに、生活的には落ち着いたのだが、研究的には、いろいろさまよっている時期なんだよな。足場をせっせと作っているというべきか。Comes a time when you're drifting; Comes a time when you settle down...よき研究者のモットー:研究は計画的に。

借りた本 (ハンセン病、昭和の思想家、女工哀史など)

『高松宮記念:ハンセン病資料館10周年記念誌』(2004年)。いろいろ勉強になった。この本は某非常勤先の図書室で。あとは某区立図書館から借りたもの。昭和の思想家67人 (PHP新書)作者: 鷲田小彌太出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/08/11メディア: 新…

ソファのある生活

しばらくソファと縁のない暮らしだったせいか、快適。

技術革新による倫理的問題の克服

そういえば、年末の某研究会だったかどこかで、「倫理問題を技術で解決できるという考えはけしからん」というような一文を目にした気がする(記憶違いかも)。倫理的問題を技術で解決しようというのは、物事を金で解決しようというのと同じくらい卑しい発想だ…

ドクサから知識へ

結論的には正しい信念かもしれないが、その根拠については、考えたことがないことを認めて、さまざまな問題についての信念を吟味してみなければならない。結論と根拠の両方が正しくなるように心がけよ。

捕鯨問題

今日の朝日新聞でも取り上げられ、話題になっている鯨の話。確かに考えさせられるところがあり、一見の価値がある。大きな論点は二つあって、オーストラリアによる日本の捕鯨批判は、日本人に対する人種差別がその背景にあるという点と、日本の捕鯨を批判す…