え、こだまの世界?

A day in the life of...?

読了 (困った上司…)

本書の最大の特徴は、上司・部下のタイプ分けを、セオドア・ミロンの14の性格分類においている、ということである。
現在、精神障害・パーソナリティ障害分類の国際標準となっているのは、米国精神医学会が作成した「DSM-IV」と呼ばれる大部のマニュアルである。このDSMは、第三版のときに、大幅な改訂が加えられ、それが現在でも基本路線となっている。このDSM-IIIにおいて人格障害部門の原案を作成したのが、セオドア・ミロンっである。つまりは、彼は、現代の最も有力な性格分類の一つの基礎を作った人なのだ。(240)

だそうだ。人々を分類して、その対応策を考えるというのは、ある程度有効のように思う。レッテルをとりあえず貼ってみるのも(それにあまりに固執しないかぎりは)重要なのだ。自分に関しても、対人関係について見つめ直す必要がある。