え、こだまの世界?

A day in the life of...?

借りた本(パーソナリティ障害)

たいへんよくわかった。

人格障害」は、英語の「Personality Disorder」の訳語として広く使われています。しかし「人格」は、単なる「人の性質」以上に、倫理観、道徳などと結びついていて、人格障害と聞くと「人間としてなっていない」などの強い否定感を感じさせる問題があります。また"犯罪のおそれがあるのでは"と誤解している人もいます。
そこで最近ではマイナスのイメージをなくし、かたよりなく理解できるようにするために、「パーソナリティ障害」、あるいはより具体的に「パーソナリティ機能障害」と呼ぶようになっています。(10)

なるほど。「「人格」や「性格」はよしあしで表現することが多く、人間としての質にかかわる言葉と思われやすい」(同)だそうだ。しかし、カタカナにしたら確かにマイナスのイメージはなくなるかもしれないが、「かたよりなく理解できる」ようになるのかどうかは疑問だ。「性格に問題あり」ではだめなのかな。

健康な自己愛とは?

自分への愛情が他人への愛情になる

子どもは、親から無条件に受け入れられ、愛されていると感じて初めて「自分はここに存在していいのだ」と自分自身の存在意義をもてます。
そして、十分に愛されたから、自分への愛を脱却して他人を愛せるのです。
また、自己愛は自分を支える自信にもなります。つまずいたとき、失敗したときに、自分をなかから支え、次に挑戦する気持ちへと、心を柔軟に保つのです。(76)

自尊心というのは、外からの承認というか支えが必要なんだな。勉強になる。

ちなみに、某妻には「強迫性パーソナリティ障害」と診断された。

ルールどおりでないと気がすまない強迫性パーソナリティ障害

特徴:自分のルールにこだわる。いい加減さ、ミスが許せない。

このタイプは、自分で決めたルールや、型どおりのやり方にこだわり、完璧にできないと気がすみません。ルールがないところや、急な変化を嫌う傾向があります。

対応のポイント:多少偏屈なところがあっても、なるべく本人のルールを尊重しましょう。コツコツとやるタイプですから、向いた仕事や作業をすすめると本領を発揮することがしばしばあります。(84)

まあ、哲学研究者は多かれ少なかれこの傾向があるよな。せいぜい成長しよう。