え、こだまの世界?

A day in the life of...?

土曜日 (仮)

少し遅めに起床。ネコのエサ、食器片付け、朝刊。

凍結精子で出生、性別変更の女性を「父」と最高裁認定。わかりにくいが、女性Aが性別変更後に以前凍結しておいた精子を用いてパートナーの女性と不妊治療をして次女をもうけたところ、女性Aが法的な親と認められなかったために訴訟を起こしたという話。最高裁は子の福祉の観点、および「父を男性に限る」という規定は民法にないことから、女性Aを長女および次女の父親と認めたそうだ。

「え、「父親は男性である」ってアプリオリな真理じゃなかったんですか? 辞書にも「父親は男親のことである」って書いてありますよ」

「いや、あくまで現行法にどう書いてあるかが問題であり、民法や他の法律に書いてなければ、どういう解釈でもいいんだろう。法的身分としては父親だということだ」

「法的身分としては、といっても、日常の言葉遣いにも影響が出てきますよね。むしろ今後は、「父親は男性である」と決めつけたら、隠れたバイアスを指摘されるようになるんでしょうか」

「いろいろ細かいな君は。ネット右翼なのか?」

「いや、この判決にどういう含意があるか知りたいだけです」

 

メモ。blameworthyだけど責めるかどうかは別、という話(シジウィック)は、blameworthyではないけど責めるかどうかは別(たとえばシェリフの事例)、という話にもつながるか。

 

午前中、やや逃避的にネコタワーを組み立てる。1時間以上かかる。某報告の準備をせねば。

 

 

お昼前まで某報告準備。身支度して昼ごはんを食べたら行かないと。

 

業務連絡。今日の夜か明日の私は、先日の某国際ワークショップ、某道徳教育シンポ、そして本日の報告について、業績一覧に記すこと。

 

お昼、急いでシャワーと昼食。それから自転車で三条に移動して地下鉄に乗る。いつもながらぎりぎりだな。すでに眠い。

 

二条駅。久しぶりに来た。

 

昼下がりから某科研費研究会にゲスト参加。

 

某講義、某演習、某見舞、某会食など

定時起床。大雨。天気のせいか、寝不足のせいか、ちょっと頭痛。ネコにエサ、食器の片付け。

少し二度寝。シリアル、新聞。都知事選の立候補最多56人。

 

身支度をして大学へ。小雨だったが自転車で通勤(あまりに近いので交通費が出ない)。

 

The Can-can's such a pretty show / Will steal your heart away

But backstage, back on earth again / The dressing rooms are grey

この、表舞台と舞台裏(楽屋)、表の顔と本当の姿(内心)というテーマは普遍的だな。The tracks of my tearsとか。

なぜ「植物実験倫理委員会」を作って3Rを実施しないのか、というのは興味深い問題だな。

 

午前中、某講義。ベジタリアニズムの続きと、善行の義務。

お昼、ベジラーメン。東京から某氏来訪。

お昼すぎ、某演習。人生の意味。

昼下がり、某オンライン研究会。

夕方、某氏と少し相談。別の某氏の研究相談など。それから、某先生と某名誉教授のお見舞い。だいぶ元気だったのでよかった。その後、某氏と研究相談など。ビール。

 

夜、百万遍の某所で某先生らと会食。歓談。



夜中、研究室に戻ってから帰宅。明日の発表が終わってないが、シャワーを浴びたら寝るべし。

 

 

 

 

某上京、某会議、某講義、某帰洛など

定時起床。階段を下りると気配を察してニャーニャー鳴くので、まずネコの食事とトイレ掃除、それから食器の片付け。食事をしたあとも少し鳴くので、相手してくれということか。もうちょっとはっきりしゃべってくれると助かるのだが。

 

早朝、某翻訳チェック、某授業準備など。二度寝できず。

朝、某先生とオンライン打ち合わせ。それからシリアル、新聞。日本版DBS(Disclosure and Barring Service)を盛り込んだこども性暴力防止法成立とのこと。ほとんどの人は性犯罪者には共感しないせいか、児童への性犯罪予防のためにかなりの自由の制限を含む法律ができてしまった気がするが、大丈夫なんかな。よく勉強しよう。

 

朝、身支度をして京都駅に行き、新幹線に乗る。まず深刻なメールを一通、名古屋駅を通過してしばらく経つぐらいの時間をかけて書いて発送。それからもしばらくメールの返事。

 

メールの返事をしていたら富士山を過ぎ、某フォーラムにコメントしていたら仮眠する間もなく東京に着いてしまった。のぞみ号、もう少しゆっくり走ってくれないかな。私と同じ名前の新幹線になるべきなのか…

 

というわけで本郷へ。某所でサンラーメン。誘惑に勝てず、替え玉を頼んでしまう。

 

古巣の某研究室へ。会議用に元教授室を使わせてもらう…。

 

お昼すぎから2時間ほどオンラインで某会議。発言の機会があり、緊張する。端から見れば、PCにしゃべりかけているだけなのだが。認識(信念)が我々の態度に与える影響というのは恐ろしいものだ。

 

夕方、しばらく明日の授業の準備など。これから某非常勤(公衆衛生倫理)。すでに眠い気もするが、がんばろう。

 

夜、某講義。ちょっと予習不足のところもあったが、無事に終了。某氏に東京駅まで見送っていただく。弁当を買って新幹線へ。何通か重要なメール。少し予習やメールの返事をしないといけないが、とりあえず少し休憩するべきか。

 

新幹線では少し寝て、少し明日の予習など。あっという間に京都駅。奈良線と京阪を使って帰宅中。疲れた。

 

深夜に帰宅。シャワー。寝るべし。下記ツイートは公衆衛生の特徴についての啓発的な意見を受けてコメントしたもの。

 

 

メールの返事、某食事会など

定時起床。食器の片付けとネコのエサやり。涼しい。

少し某翻訳チェック。

 

朝からメモ。「個人的なことは政治的なこと」をもじった「個人的なことは公衆衛生的なこと」という言い回しに、「公衆衛生は個人的生活に介入してくるからよくない」という趣旨のコメントをいただいたので食器を片付けながらいろいろ考えていた。

よい指摘だと思うが、同じ調子で「政治は個人的生活に介入してくるからよくない」と考えないのはなぜだろうか。それはおそらく、政治は市民参加ができるが、公衆衛生はそうではないという前提があるのだろう。しかし、政治には圧政もあればそうでないものもあるように、高圧的な公衆衛生活動もあれば、住民主体の公衆衛生活動もある。

元々の趣旨は「個人的な健康問題は、実は社会的な健康問題でもある」ということで、「公衆衛生」という言葉を用いたことで強制的な介入をするという含意はなかったが、そのように理解する人もいるということは留意しておく必要がある。

 

朝からメモ2。動物を食べたらだめなんだったら、植物も生命なんだから食べたらだめでしょ、というよくある批判。この前提には、生命はそれ自体で価値があるという主張があるが、それは正しいのだろうか。「Aは生きている。それゆえAには価値がある」と言えるか。

またときどき「あなたは生きているだけで価値がある」ということが言われるが、それは人間についてのみそうなのか、あるいはすべての生物についてそうなのか。

 

朝、少し二度寝してからシリアル、朝刊。昨日から引き続き過労死関連の話。タイで同性婚法制化。台湾、ネパールに続きアジア3例目とのこと。非常時に国が自治体に対応を指示できるようにする地方自治法改正案について社説。

防災気象情報の変更の話が興味深い。「危険警報」という新しい名称(レベル4)が批判されているが、たしかに「特別警報」とか「危険警報」などが出てくると、普通の警報が相対的に格下げされるという問題が起きそうだ。

「いやいや、その場合は、もっと新しい名前を作ればいいんです。「ウルトラ警報」とか「スーパーノヴァ警報」とか「ウルトラギャラクティカマグナム警報」とか」

「パワーインフレですか、ジャンプ的な」

 

朝、身支度して喫茶店へ。メールの返事。ジェームズブラウンの曲を聴いていたらハイになってきた。人格を疑われることを書くのはここだけにして、人格を疑われるメールを書かないように注意しよう。

「大丈夫、大丈夫。もうね、人格を疑われるどころか誰にも信じられてないから!」

 

茶店でメールの返事。メールの返事にこんなにエネルギーを費していいんだろうか。

 

お昼前に弁当を買って自転車で大学へ。ミルの調べものをしていたら1時間ほど時間が溶ける。

 

遅めに弁当を食べて、メールの返事。飲み会の予定なら一ヶ月先のことでも計画する気になるのはなぜだろう。

 

お昼すぎ、某氏に手伝ってもらいながらメールの返事。結局午後も4時間近くメールの返事をしていた。私の人生、どうなってるんだろうか…。でもまあ明日の授業の準備もやったのでよしとしよう。

 

長年使ってきた金色のものを3月末ごろに失くしたので、仕方なく色違いを購入。優秀なのか、新しいものが出ていないようだ(廉価版を買ったが、それはレーザーが弱くて今ひとつだった)。今度は失くさないように毎日首にかけて寝るようにしよう。

 


夕方、少し一服してから自転車で某医学部へ。某氏ら三人でしばらく研究室で歓談。そのあと、近所の居酒屋に場所を移してさらに歓談。関西の話、生命倫理関連の話など。いろいろ覚えていなかったり、うろ覚えだったり。勉強しよう。

夜中に帰宅。シャワー。少し某翻訳チェックをしてから寝るべし。

 

 

某書類、某打ち合わせ、某研究相談、某会議など

定時起床。まだ豪雨。ネコのトイレ掃除。朝、階段を下りるとネコは気配を察して、寂しかったのか腹が減っているのかニャーニャー鳴く。

少し某翻訳チェック。

朝、少しだけ二度寝。起きてシリアル、朝刊。円安で留学が大変とのこと。レストランのセルフオーダーやセルフレジの増加で視覚障害者で困っている人が増えているとのこと。「気象病」「天気痛」という用語があるのか。

「昔から「古傷が痛むと、雨が降る」と言われるように、頭が痛くなり始めるとだいたい半日後に雨になるそうですよ」

「それはすごいな。そういう人を大勢、気象庁に集めておけば、気象予測に役立つのではないか」

「何をまた…。ナマズじゃあるまいし」

 

今日は創立記念日。6月は祝日がないのを予想していたのか知らないが、今日、京大を創立してくれた方々に感謝。

 

午前中は自宅で組合の仕事。一年間を振り返っていた。昼御飯を食べたら大学に行かないと。

「君が組合なんて殊勝だね。組合の闘士には見えないが」

「そもそも文学部の教員なんてみんな闘士に見えませんよ。でも、「ヘーンシン」と言って、ヘルメットを被ってゲバ棒を持つと、voila, かつての学生運動の闘士の再臨です」

「君はそもそもそれもやってないだろう。このノンポリめ」

ノンポリで何が悪いんですか。どうせ「君は何の運動をやっていたんだね」と訊かれて「最近は水泳を少し…」と答えて、かつての学生運動をやっていた世代の先生をずっこけさせるぐらいしか能がありませんから」

「それが今や君も組合活動か。大人になったもんだね」

「いやいや、頭では重要とわかっているんですが、人生いろいろ忙しいのであまりコミットする気はありませんから、なるべく組合組合と騒ぎたてないでください。私はなるべくなら隠れて生きたいのです」

「そんなことだから君は現代のカリクレスたちに馬鹿にされるんだよ。倫理学をやるんだったら社会を変えることを考えたまえ」

 

お昼すぎに蕎麦などを作って食べ、急いで大学へ。小雨。

昼下がり、某記者と防災の話。いろいろ教えていただく。

夕方、某院生の研究相談×2。

なんかまだいろいろしないといけない気がするが、とりあえず帰るか。

 

夜、帰宅して夕食。某オンライン会議。法人化、大変だな。私も法人にならないように注意しよう。

夜中、某翻訳チェックを少しとスイッチなど。

それからシャワー、猫の相手。某妻が購入する家を選ぶのと同じ慎重さで猫タワーを調べている。

 

 

 

 

 

 

青い月曜日、某面談、某書類、某申請、某書類など

定時起床。食器を片付けてから二度寝

朝、少し遅めに起きる。ゆっくり身支度して、某面談。その後、シリアルなど。洗濯物、ネコのトイレ掃除など。

曇天のせいか、少し気分がダウン気味というか、落ち着いているというか。今日は三つほど〆切の書類があるので、それをやらなければならない。

 

And the songbirds are singing
Like they know the score
And I love you, I love you, I love you
Like never before

 

「いい歌ですね」

「いや、論理学者としてはこのAndが何を意味しているかが気になるところで…」

 

茶店で遅いモーニングを食べながら勉強…ではなく、メールの返事。研究室に籠って書類を作成しなければ。

 

お昼前に大学に来ていろいろ書類を作成する作業。いくつかミスもしながら、三つほど完了。あともう一つ。

遅めにベジラーメン。少し休憩。エルトン・ジョン。名曲が多いが、Bennie and the Jetsがよい。そういえば今朝は起きたときに脳内でIf you don't me by nowがかかっていたが、BBC Radio Oxfordの聴きすぎか。

 

昼下がり、某氏に手伝ってもらいながら某組合の仕事。一年間の総括。当然ながらすぐには終わらず。しかし、一年を振り返る作業は大切だ。

夕方、某オンライン打ち合わせ。それからまた総括の作業。自己批判してます。

雨が降りそうなので、あとは帰宅してやるか。

 

 

夜、帰宅して夕食。ネトフリの猫の気持ちを最後まで見る。おもしろい。ネコも褒めて育てよとのこと。

それからネコの相手、新聞。強い雨

 

夜中、早めにシャワー。それからまたネコの相手をしながら、某組合の仕事。まだ終わっていないが、一段落ついたので、とりあえずメールを投げておく。

少しだけ某翻訳チェックをしたら寝るか。

 

某申請書、伺うと窺うなど

少し遅めに起床。あれ、もう日曜日か。シリアル、朝刊。

 

ベジタリアンのメモ:「(肉食)動物だって、肉を食べているじゃないか」という主張は、「みんなもやっているから、自分もやってもよい」という、多数派からの議論に似ている。多数者がやっているからといって、それが正しいこととは限らない。「しかし、(肉食)動物がやっていることが間違っているということがあるだろうか」。よろしい、野生の動物の行為に関して善悪を問うことは、他に行為のしようがなければ、詮のないことである(飼っている動物に関しては、躾がありうるので、必ずしもそうではない)。しかし、人間はかなりの程度、他の行為の選べる能力があり、動物がやっていることも、動物がやらないことも、両方できる。であれば、何が正しい行為か、間違っている行為かを一度冷静になって考えてみるべきではないか。

 

午前中はスイッチや某申請書の作成など。シャワー。

お昼は蕎麦と納豆など。

お昼すぎ、しばらく某論文を読んでコメントする作業。久しぶりに『マンガで学ぶ動物倫理』を手にしたが、ペットもとい伴侶動物を飼ったり調べたりしたからか、考えさせられるな。

 

 

伺うと窺う

「おほん、おほん。私は、漢字警察の者です。今回は、「伺う」と「窺う」の間違いについて指摘したいと思います。多くの人が、「相手の様子をうかがう」という文での「うかがう」を、伺うと書いていますが、これは間違いです。伺うは訪問のときにお伺いするとか、尋ねるという意味で、「様子をうかがう」のように、観察するとか推察するというときの「うかがう」は「窺う」です。なんとなく「伺う」の方が画数も少ないし見栄えがよいからと思って「窺う」を使わないみなさん、それは漢字差別に当たりますのでお気をつけください。以上、漢字警察からのお知らせでした」

 

昼下がり、少し仮眠。それからしばらく某授業のフォーラムを眺めたり。自然規範については考えるべきことがまだあるな。

夕方、散歩がてら某ドラッグストアに買い出しに行く。それからしばらく某翻訳チェック。

 

夜、夕食。カレー。ネットフリックスでネコの気持ちというドキュメンタリーを途中まで。うまく作っているな。

夜中、少しスイッチしながら少し授業関連の作業など。

 

「さてさてさて。今ここに三つの薬があるとします。

  1. 飲んだら一時間だけ、えも言われぬ快楽を味わったあと、一生理性(判断能力)を失う薬
  2. 飲んだら一時間だけ、えも言われぬ快楽を味わったあと、一生奴隷になる薬 (作用機序は不明)
  3. 飲んだら一時間だけ、えも言われぬ快楽を味わったあと、死ぬ薬

これらの薬のうち、よく説明を受けたうえでも、自由主義的には飲むことが許されない薬はどれでしょうか。え、お前がまず飲め? 失礼しましたー」