え、こだまの世界?

A day in the life of...

批判と人格攻撃の区別

「自分の間違いを潔く認められる」というのと、「人の間違いを上手に指摘できる」というのは表裏一体のところがある。「あなたの〜は間違っている」というのを、人格攻撃と受け取らない心性を身に付けること。また、他人の間違いを指摘する場合にも、それは人格攻撃ではないことを自覚し、相手にもそれが伝わるように注意すること。

もちろん、単に間違いを指摘するのではなく、間違いを犯すそもそもの人格を攻撃したい場合もあるわけだが、そのときはそれなりの覚悟を持ってやること。基本的には、無用な争いは避けよ。

もうちょっと書いておく。「だいたいあなたはどうしていつもそうなの」というのは、間違いそのものではなく、間違いを犯す(根本原因root causeである)人格を批判している。長く付き合っていると、どうしてもそういう風に言いたくなるものだ。しかし、そういう人格に対する批判が受け入れられることは少ないので、小言は言うだけ無駄だ。イチジク。

なぜ批判することと、怒ることは心理的に結びつきやすいのか。今年の抱負の一つは「上手に批判すること」だから、よく考えるべし。