- 作者: 山内友三郎,浅井篤
- 出版社/メーカー: 昭和堂
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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この本に関しては、いろいろ不義理をしてしまったので、贈っていただき大変感謝。勉強し、宣伝いたします。
シンガーで真面目に読んだのは、『マルクス』『私たち』『左翼』と二三の論文ぐらいかなあ*1。だからなのか、本書で描かれているシンガー像よりも、もっと左っぽい感じがする。保守主義対シンガーという軸と、マルクス主義対シンガーという軸を設定すればいいのかな。
もちろん個人差はあるが、倫理的問題に関してはっきり「言わない」、自分で「決めない」、ひとりで「考えない」人は多い。倫理的に正しいことと現行法で許されていることを混同し、結論の正しさはコンセンサスの有無で決まると思い込んでいる人もいる。とくに個別具体的問題に対する倫理的考察の結論を求める場合、これにダイレクトに答えようとする人は、その人が優秀な倫理学者や生命倫理学者であっても稀である。これらの姿勢はそれとは正反対のものである。(47)
この一文を読んで、浅井先生が日本で一番シンガー的な倫理を誠実に実践している人かもしれないと思った。こういうストレートな文章を書けることに尊敬。とうか、尊敬している場合じゃなくて、(批判の対象の一人である)オレもちゃんと実践しないと。
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: 文庫
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歴史小説というのかな。読んで勉強しよう。う、最近読書の時間があまりないのに、というかそのせいで、読むべき本がどんどん増えてきた。
*1:まだ不真面目にしか読んでないのは、『実践』『生と死』『正義』『グローバリゼーション』『人命』など。ははははは。