え、こだまの世界?

A day in the life of...?

安楽椅子の哲学者

(あんらくいすのてつがくしゃ armchair philosopher)

フィールドワークなどの調査研究をせず、文献研究しかしない哲学研究者を指して言われる非難の言葉。 (実証研究をする種類の)社会学文化人類学などの社会科学研究者や、医療や行政や教育などの現場にかかわる人々に「哲学者は怠惰だ」「哲学者は現場を知らない」と非難され、しばしばこう呼ばれる。

それに対して、一部の哲学研究者は恥じ入って実証研究の必要がない論理学などの領域に引き込もるようになるが、別の一部はそのような批判には動じず、「いやあ、実際にはね、安楽椅子に座って研究していることなんか少なくてね、だいたいは安楽椅子に座ってイビキをかいて寝てるんだよ」と真顔で答えてさらに顰蹙を買う。

ちょうど2年前ごろに書いた文章。同じことを繰り返し考えていることがわかる。