え、こだまの世界?

A day in the life of...?

某会議、某会議、某見舞、某著者解題、耳栓など

定時起床。食器を片付ける。地震があったが、二度寝してしまう。

朝、シリアル、朝刊。能登でまた震度5強の地震があったようだ。大変。

パンデミック条約は成立せず。病原体へのアクセスや遺伝情報を共有するネットワークを整備し、ワクチンや薬や検査薬を開発した製薬メーカーは途上国に一部を無償ないし低価格で提供するなどの内容だったようだが、利害が対立してうまく行かなかったようだ。その一方で、IHR 2005は改正されたそうだ。

アイスランドで女性大統領誕生。2度目とのこと。「世界でもビジネス界でも、より多くの女性が力を持てば、私たちはより平和で公正な世界に住むことができる」(朝日新聞本日朝刊4面)とのこと。平和については、男性の方が好戦的あるいは平和の主張が「男らしくない」と批判されるので声を出しにくいというのがあるかもしれないが、公正についてはどうなんだろうな。まあ、男でも女でも平和で公正な世界の実現に努めるべきだろう。

 

などと、ゆっくりしていたら時間がなくなる。早く身支度をして行かないと。

 

BBCラジオを聴きながら洗濯物を干す。X線結晶構造解析(X-ray crystallography)の研究をしたフローレンス・ベルの話、おもしろいな。「女性科学者が説明する(Woman Scientist Explains)」という新聞の見出し、某STAP細胞報道の話を思い出した。

theconversation.com

 

午前中、シャワーを浴びて身支度をしてから某予習をして、某会議。無事に終了。

業務連絡。午後の私は会議の他は明日の予習に励むこと。

 

お昼、急いで大学へ。某先生のところでランチをごちそうになる。

お昼すぎ、某所で対面会議。1コマ分みっちりやる。

昼下がり、中央購買部で買い物をしてから戻ってくる。勉強しないと。

 

夕方、一服してから少し勉強。それから某師匠と某お見舞いに。終了後、時計台の喫茶店に来て、少し勉強。

 



某喫茶店で論文を読む。それから研究室に戻ってくる。そろそろ帰るべし。

某加藤先生の著作集の著者解題は、それ自体が論文のような巻もあれば、もうちょっと自伝的な巻もある。第6巻のそれはとくに面白い。

ヘーゲルの研究は、私にとってヘーゲルマルクスの過ちを克服するための研究であって、自分の思想の一部ではない。「ヘーゲル弁証法が真理であるかどうか」を突き止めよう。私の自分に義務づけが課題はそれだけだった。なぜなら「マルクス主義の革命思想は正しいか」というのが、私が本当に解決したい問題であったが、その問題を解くにはどうしても、「ヘーゲル弁証法」を根本から解決しなくてはいけないと思っていた。

放送大学で「倫理学の基礎」という講義をする以上は、マルクス主義についての自分の態度を決定しなくてはならない。「俺は何主義者なのだ」という問いに答えを出す必要に迫られた。(……)

マルクスは〕弁証法ヘーゲルから引き継いだので、ヘーゲル弁証法の吟味から始めなくてはならない。そしてヘーゲル弁証法資本論と革命の原理論へと転換される過程を明らかにしなくてはならない。自分の研究計画としてはまず、ヘーゲル弁証法の吟味を最初にすませようと思っていた。これが大誤算、弁証法の正体はいつまでたっても見えてこない。私の弁証法研究が終わらないうちに、マルクス主義そのものがベルリンの壁とともに崩壊してしまった。(加藤尚武著作集6 454-455頁)

 

 

夜、帰宅。夕食。鬼滅を見る。何か原作にない話だが、地味なのは否めないな。

早めにシャワー。

 

夜中、少しスイッチ。明日の授業準備をしないと。

 

某妻が私のいびき対策に使っている耳栓を買ってみたら、これは確かによい。今までAirPods Proをはめて寝ていたが、さすがに壊れてきた感じだったので購入。色はミント。研究室用にもう一つ買うことにした。

 

……神殿で物売りをすることにゲバ棒を打ち下ろすとか、……

 

(加藤尚武ヘーゲル入門」著作集4、 294頁)

ん、イエスゲバ棒を持ってたのか?