え、こだまの世界?

A day in the life of...?

ベルファストで正月、一年を振り返る、ドラキュラなど

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

少し遅めに起床。昨晩は少し翻訳をしてから寝た。ビュッフェで朝食。
午前中は一年を振り返る作業の続き。
お昼、結婚記念日でもあるので街に出てゆっくり昼食と思ったが、娘がKFCに行くというので付いて行き、残り物のポテトを食べたらお腹が膨れてしまったので、ホテルに戻る。そのあと、少し仮眠。
昼下がり、一年を振り返る作業。終わらぬ。
夕方、早めに夕食。タイ料理屋で腹一杯食べる。それなりにおいしかった。食後、少し散歩。しかし、物騒な感じがしたのでさっさと戻ってくる。
夜、ホテルに戻ってシャワー。そのあと、BBCでドラキュラの映画を見ながらhttps://satoshi-kodama.hatenadiary.jp/entry/2019/12/31/163000:title一年を振り返る作業を終わらせる。ドラキュラは結構怖かった。まだ中編と後編があるそうだ。

明日は早いので寝るべし。

 

ハイストリートから見た市役所。

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タイ料理屋で最後に飲んだアイリッシュコーヒー。けっこうアルコールが強かった。
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一年を振り返る

2019年は4月からサバティカルでオックスフォードへ来ている。関係各位に感謝。

  • いくつか報告をしたが、日本から抱えていた宿題をまだやっている状態。もう少し授業に出たり、いろいろな人と話したりしたかったが、とくにミケルマス学期は〆切〆切で心に余裕がなかった。学生だったらもう少し気楽だったのだろうが。ただ、オックスフォードでいろいろな日本人の研究者と話す機会があったのはよかった。あと3ヵ月、有意義に過ごそう。
  • 今年は娘とマイクラをよくしている(夏ぐらいからはRoblox)。娘はマンガを読むことを覚え、この一年間でよく読んだ。買い与えたのは、アンネ・フランクナイチンゲールエジソンマリー・アントワネットヘレン・ケラークレオパトラなどの学習マンガの他、絢爛たるグランドセーヌ、王家の紋章、ベルサイユのバラ、寄生獣動物のお医者さん、はねバド!など。性的な内容が含まれるものもあるのでそのあたりの判断が難しいところ。マンガもPGなどのレーティングがあると助かるな。私は『進撃の巨人』や『RIN』、『自殺島』、『さよならわたしのクラマー』、『ヒストリエ』などを読んだ。コミックDaysなどのサブスクもまだしている。
  • 映画は『ボヘミアン・ラプソディ』『新感染』『バードボックス』『博士の異常な愛情』『ロケットマン』『レッド・ジョアン』『トールキン』『ブレードランナー2049』『ラスト・クリスマス』などを見た。
  • よかった買い物はAirPods Pro, MotoG6Play, iPadMiniなど。
  • 一番お世話になったアプリはBBCのiPlayerとその後継のBBC Soundsだな。あと、Mendeleyにもだいぶ世話になった。
  • 世界では環境問題、ブレクジット、香港デモなど。ベルリンの壁崩壊30周年だったが、ベルリンには行けなかった。
  • 亡くなった人は、Dr John, Mary Warnock, Dan Callahan, Ginger Baker, James Griffin, 中曽根康弘など。そういうのが気になる年になってきた。

0101 今年は正月早々娘はインフル、私は風邪で苦しんでいる。
0107 大阪にビザの申請に行く。
0120 ちはやふるを見てかるたを覚えた娘を京都のかるた会に連れていく。その後も数度練習に行く。オックスフォードに行ってからはあまりしなくなったが、ロンドンのかるた会にときどき行くなどして、人に会うよい機会になった。その後、娘はイナズマイレブンが好きになったが、英国ではイナイレを見られないので、YouTubeやマンガをよく見るようになった。
0123-0127 某君とブリストル出張。ワークショップもよかったが、SSグレートブリテンで夕食をとったり、バースに行ったりしておもしろかった。帰りのスキポール空港で買ったミッフィーを娘はまだ大事にしている。

0210 娘をかるた会に連れていったあとにマクドナルドに行ったら、自転車を撤去されてしまう。しくしく。
0214-0219 終末期医療の科研で台北出張。いろいろな人に会えて大変勉強になった。
0223 QOLの話を某所でしたが、QOLにおける「事実と価値の区別」について悟るところあり。

0307 公立福生病院の非終末期患者の透析中止事件が公になる。今から見れば、これはかなり重要な事案だった。
0309 某臨床倫理学応用コース。運営をプロに任せたこともあり、比較的スムーズに行ったが、スケジュールに無理があるなど、反省することも多々。
0313-0316 韓国出張。いろいろな人にお世話になり、緩和ケア病棟なども見せていただき、大変有意義な出張だった。
0328-0330 イギリス哲学会で広島へ。ホテルのチェックアウトのときにカギを一式落としてしまい、面倒なことになるが見つかったよかった。
0331 東京でシンポに参加してから香港へ。

0401 香港着。
0403 オックスフォード着。
0408 GiffGaffのSIMカードを入手。その後、もう一枚使うようになったが、安いしとくに文句はない(3GB10ポンドは夏ぐらいから6GB10ポンドになった)。娘に安いキックスクーターを買う。ひと月ぐらいは乗っていたが、その後はあまり乗らなくなる。
0416 新居に引っ越す。少し狭いが大学まで歩いて行けるし、新しい建物で床暖房やトイレが二つあるなどまあ快適に暮らしている。壁がうるさくて隣でパーティをするとうるさいのが問題か。
0421 オックスフォード城へ。入場料が高かったがおもしろかった気がする。
0424 洗濯機の修理。すぐに乾燥機が壊れるので、この後も何度も修理に来てもらっている。この頃にグレタ・ツンベルクの存在を知る。
0429 トリニティ学期開始。トリニティコレッジでオックスフォード哲学史の講義を聴講。これが今のところ一番おもしろい講義だった。

0501 早朝にMay Morningの聖歌を聞きに行く。自宅のネットをTalkTalkのADSLにする。最初は調子が悪かったが、ルータを新しいものに交換してもらったら基本的に安定して使えるようになった。
0513 娘がようやく現地の小学校に通い出す。
0521-0522 某国際会議で報告。この会議がきっかけで、高齢者倫理を勉強するようになった。その後、プロシーディングズを書いたほか、ブリストルでも報告した。
0524 NHSの登録。あとでわかったが、私は以前留学していたときのデータがまだあったそうだ(0621)。
0527-0531 娘のハーフタームの休みに合わせて、ロンドンのシェパーズブッシュのAirB&Bに泊まることに。猫のいる家だったので、娘はご機嫌だった。大英博物館、自然史博物館、科学博物館、ロンドン塔、テートモダンなどに行く。

0604 20世紀のオックスフォード哲学メモ。これ書いたのすっかり忘れていた。
0611 iPad miniの最新モデルを入手。しばらくSIMカードを差して運用していたが、あまり必要ないことがわかりSIMカードは抜いて使うようになった。
0613-0614 道徳的地位に関する国際会議。いろいろな有名な研究者の話を聞いて勉強になった。ツイートである程度メモしておいた。
0617-0619 娘が初めて親元を離れて二泊の林間学校へ。その間、ロンドンのデザインミュージアムキューブリック展と科学博物館を見に行く(0618)。

0701 娘の授業参観。
0710 Mendeleyを使い出す。今も重宝している。
0719 Daniel Callahan死去。ここ数年ageingについておもしろい論文を書いていると思っていたので感慨深い。合掌。
0722 ブリストル日帰り出張。
0725-0731 オランダ旅行(アムステルダムユトレヒト、ライデン、ハーグ、スケベニンゲン)。いろいろな人に会えてよかった。

0731-0802 オランダからフェリーでエディンバラに移動して人に会ったり。
0806 『テムズとともに』をラドクリフカメラで借りて読む。参考になった。
0808 ウェブあかしでオックスフォード哲学に関する連載を開始。
0812 ダーウィンのダウンハウス。よかった。
0813 初めてBicesterに行く。巨大なアウトレットモールがある。
0817-0827 韓国(仁川、ソウル)と日本出張。仁川ではワークショップとカラオケに参加。0824-0825は臨床倫理学入門コース。帰りのフライトはビジネスにアップグレードしてもらった。京都の自宅に置いてあったポメラを持ってきたら、その後けっこう使うようになった。

0906 ルワンダのRobert Mugabeついに死去。
0907 ミジリー100周年の研究会に出るためにロンドンへ。ついでにUCLでベンタムに会ってくる。
0912-0914 EACME@Keble College。けっこうおもしろかった。
0916 Moto G6 Playを安く購入。非力だが、バッテリーがもつので基本的に満足している。Google Payのアカウントを英国設定にして、英国のアプリをインストールできるようにして運用している。
0918 BenthamとOxford. Queen’s Collegeにいたが記念するものはとくにない。近くのコーヒーハウスでプリーストリーのパンフを読んで功利主義に目覚めたと本人は書いている。
0921-0922 レディングに一泊する。知り合いの方にお世話になる。
0926 ロンドンのサイモン・ブラックバーンの講演を聞きに行く。今ひとつ。
0927 共著の『正義論』が出版。12月には法理学研究会と京都生命倫理研究会で合同の合評会が開催される(私は不参加)。

1003 シェルドニアンシアターでドーキンスの話を聴く。
1007 娘のかるた会出席のためにロンドン日帰り。
1013 サウスパークでサーカスを見る。
1015-1017 エリザベスアンダーソンの特別講義。
1028 サマータイム終了。このあとから一日が極端に短くなり、あまり活動的でなくなる。クリスマスまであっという間だった気がする。
1028-1030 プラハ旅行。プラハでは某友人にあったり、ユダヤ人街を歩いたりした。
1030 プラハからウィーンへ。ウィーン学団ウィトゲンシュタインのことを勉強する。

1101-1103 ウィーン旅行。娘が出不精であまりどこも行けなかったが、シェーンブルン宮殿ウィトゲンシュタインハウスなど。
1108-1110 ブリストルのホテルに泊まりに行く。AirPods Proを入手。
1115 ブリストル大学で高齢者倫理で報告。日帰りで、帰りは電車を乗り間違えて危うくウェールズに行くところだった。
1116 クリスマスのパレードに娘の小学校も参加。
1124 ロンドン日帰り。科学博物館に新しくできた医学史の展示を見る。
1126 「英国にサバティカルに行く人のために」を掲載しておく。何かの役に立てば。
1127 産経新聞講読再開。それなりに楽しんでいるが、読むべきものが増えてまた大変なことに。

1207 セントアンズでようやく某先生とゆっくり話す機会を得る。
1213 英国総選挙(与党の保守党大勝)。小学校のダンスクラブに入っていた娘の発表会。
1214 某センターでクリスマスパーティ。
1221 ベンタムの英語論文が無事に掲載されたとの報。
1222-1223 ロンドン一泊。かるた会参加のためにクロイドンに泊まり、翌日ハムステッドの某氏を訪ねる。
1225 クリスマスはガランとしたオックスフォードで過ごす。
1228-1229 ダブリンへ。フィル・ライノット、ギネスストアハウスなどが勉強になった。ダブリンはよかった。
1230 電車でベルファストへ。

大晦日、街を散歩、プールなど

晦日。定時起床ではないが、ホテルのビュッフェが混むらしいので、早めに起きて朝食。ホテル通の某妻に言わせると、このホテルは四つ星の割には今ひとつだそうだ。年末だからなのか、すでにディアスポラが始まっているのか、スタッフが足りていない様子。

朝、少しメールの返事と某翻訳(昨晩、ノルマをこなさずに寝てしまったため)。それから一年を振り返る作業。そのあと、しばらく街を散歩。30分ほど歩くとだいたい様子がわかった。

いったんホテルに戻った後、家族でマクドナルドに行き昼食。そのあとビクトリアスクウェアというショッピングモールで少し買い物など。

昼下がりにホテルに戻り、娘とプール。今日は空いていた。そのあと、部屋で仮眠。起きてから一年を振り返る作業。終わらぬ。

夜、昨日もお昼に行った中華料理屋に行き、簡単な夕食。ホテルに戻ってきてから、また一年を振り返る作業。

夜中、シャワーを浴びてからさらに一年を振り返る作業。終わらぬ。

日付が変わるころ、少し某翻訳(まだ二章の途中)。そんなことをしていると年が明ける。少し街の方で花火が上がる。もう寝るべし。

 

市役所。

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アルバートクロックタワーというそうだ。
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もう少し先にタイタニック号の出発した港があるようだ。
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ビクトリアスクウェア。一番おしゃれなところのようだ。
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これも市役所。
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ベルファスト、市役所の展示など

昨晩も少し某翻訳をやってから就寝。朝、某オンライン研究会。ホテルの部屋から参加。韓国の終末期医療法の改正について。そのあと、朝食。
朝、ホテルをチェックアウトして、歩いてコノリー駅へ。そこからベルファスト行きの電車に乗る。今回もよく混んでいた。少し寝てから少しだけ某校正(注など)。お昼すぎにベルファスト着。途中でアイルランドからイギリスへと国境を超えたが、とくに特別な手続きは必要ないようだ。ベルファストの方が建物などがややイギリス感が高い。
昼下がりにホテルにいったん荷物を置き、近所の中華料理屋で遅めの昼食。その後、ホテルにチェックイン。BBC北アイルランドの建物のそばのホテル。
夕方、シティホールに行き、ベルファストの歴史についての展示を見る。センシティブな内容のせいか、紛争の時期の展示は少なかった。そのあとホテルに戻って娘とプール。みな同じことを考えているのか、15メートルプールは芋を洗う状態だった。
夜、一瞬仮眠。そのあと、ホテルの部屋でNando'sのテイクアウェイを食べる。夜中、シャワーを浴びてから某校正の続き。とりあえず一通り読み終わったので、しばらく寝かすことにして、明日からは別の仕事をしなければ。

 

ダブリンのLiffey川。ダブリンは良いところだった。また来たい。

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電車でベルファストへ。ダブリンから2時間ちょい。
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市役所のクリスマスツリー。

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ベルファストと言えばタイタニック号。

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ベルファストと言えばヴァンモリソン。
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ギネス見学、国立博物館など

昨晩は某翻訳を少しやってから就寝。朝、少し遅めに起きて、某校正(第9章)。また火災報知器が鳴ったが、外には出ず。10分ほどで止まった。シャワー、朝食。髪の毛が長くなってきたのでいいかげん切らないといけない。

朝、バスに乗ってギネスストアハウスへ。ギネスビールの作り方を学ぶ。屋上のバーでビールの試飲。そのあと、昼食もそこで食べる。

昼下がりにシティセンターに戻り、トリニティコレッジを少し覗いてから帰宅。少し仮眠。

夕方、散歩がてらアイルランド国立博物館に行き、少し歴史の勉強。ここはバイキングと中世までなので、近代史は別のところで学ぶ必要がある。それから帰宅してもう少し校正(第10章)。

夜、ショッピングセンターに買い物に行き、ホテルで夕食。まだ半分残っていた大量のトライフルも食べる。一服してからシャワー。

夜中、YouTubeにあったシンリジーのドキュメンタリーを見る。某翻訳を少ししたら寝よう。

 

ギネスストアハウス。

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ギネスのシンボルになったハープ。
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有名な広告に使われた自転車に乗る魚、だそうだ。
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シティセンターでビーガンの活動家がポスターを貼っていた。
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トリニティコレッジダブリンのキャンパス。シティセンターの側なので学生のQOLは高そう。
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レッキーの銅像。レッキーはトリニティコレッジ卒業で、死後に大学に寄付をしたようだ。図書館も彼の名前を冠したものがある。
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夕方のアイルランド国立博物館の辺り。
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グラフトン通り。
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ディムサム、Little Museum of Ireland、フィル・ライノットなど

昨晩は少し翻訳をしてから就寝。少し遅めに起きたが、しばらく某校正(第8章)。朝食、シャワー。

お昼前に家を出て、少し辺りを散歩。お昼は中華料理屋でディムサム。少し肉を食べてしまう。

昼下がり、いったんホテルに戻って一服。それからLittle Museum of Irelandという2011年にできた小さな博物館に行き、30分ほどでアイルランドの歴史を学ぶ。解説をする人がダブリンを「ドブリン」と発音するドブリナーだったので理解するのが大変だった。娘はぜんぜんわからないので退屈していた。U2の部屋もあってよかった。そのあと、ショッピングセンターで

夕食など少し買い物をしてから帰宅。

夜、部屋で夕食をとったあと、某校正をしてから少しだけ仮眠。火災報知器が鳴ったので外に出たついでに少しだけ散歩。

夜中、コーヒーを飲んだり娘とマイクラをしたり新聞を読んだりしてゆっくりする。

フィル・ライノット

アパートホテルの外にフィル・ライノットの銅像があったのでそこまで彼の評価が高いことに驚いた。某妻も「誰それ」とのことだが、フィル・ライノットと言えばThin Lizzyのフロントマンで、あのLive and Dangerousのジャケットで有名な黒人ボーカリスト。1949年にイングランドで生まれたがダブリン育ちで、1970年にThin Lizzyを結成(80年代初頭には解散)。ヘロイン依存症で、ソロのキャリアを始めてまもなく1986年に敗血症と肺炎で死亡。享年36歳とのこと。切手も販売されているようだ。

 

フィルライノットの銅像。2005年に作られたそうだ。

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郵便ポストにも。

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近所にある古いショッピングセンター。
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中は3階建てで綺麗だった。
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オースティン、ダブリン、フィル・ライノットなど

少し遅めに起床。

昨晩は某翻訳をしたあとに(第一章終わり)、お腹が減ったのでスープを飲みながらオースティンの論文(Plea for Excuses)を読んだ。「言い訳」を言語哲学的に研究することが道徳的・法的な責任や自由の問題にアプローチする最善の方法であり、とりわけこれまで主語や動詞や形容詞に比べて注目を受けてこなかった副詞に注目することが重要だとした論文。途中で言語哲学(オースティンはこれだと言語だけに注目するような印象を与えるので「言語的現象学」と呼んだ方がよいと提案している)の方法論を説明しており、その部分が一番重要だろう(タイトルは「言語哲学の方法論序説」とでもした方がより多くの人に読まれただろう)。しかし、日常言語への過度の依拠と、言語哲学というよりは言語学的な分析は、今から見ると方法論的な欠陥が目立つように思われる。

朝、起きてすぐにシャワー。それから荷物をまとめる作業。そのあとしばらく校正作業をして、娘とゲームなど。

お昼はカップラーメンを食べた後、部屋の片付けをして家を出る。バスでシティセンターに出て、駅まで歩く。クロスカントリーマンチェスター行きの電車に乗り、バーミンガムへ。Uターンラッシュなのか、電車はすごく混んでいた。車内ではメールの返事など。

昼下がりにバーミンガム国際空港に到着。荷物を預けて手荷物検査を受けたあと、しばらくラウンジで校正作業など(第7章)。ビールとコーヒー。

夕方(というか夜)、ダブリン行きの飛行機(Aer Lingus)に乗る。

夜、無事にダブリン空港着。タクシーで市内のアパートホテルへ。グラフトン通り沿いの良いところ。家を出たところにシンリジーのフィルライノットの銅像があって感激する。とりあえずマークスアンドスペンサーとマクドナルドで夕食と朝食を調達してホテルに戻ってきて食べる。巨大なトライフルも買う。うまい。

夜中、新聞を読んだり娘とマイクラをしたり。翻訳はできそうにないので、さっさと寝よう。

 

ダブリン空港にて。ウェルカムホームという意味のようだ。

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ホテルの部屋がフィルライノットだった。
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Thin Lizzyを知らない人のために。

The Boys Are Back In Town

The Boys Are Back In Town

グラフトン通り。まだクリスマスの飾り付け。
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