え、こだまの世界?

A day in the life of...?

東京で某会議など

定時起床。エアコンと先日の睡眠不足で喉が痛い。シリアル、朝刊、シャワー。

朝、娘と一緒に近所のお地蔵さんの掃除。たしか二回目。最初に掃除をお願いされたときは、お地蔵さんを取り出して掃除するのかと思ったが、木でできた入れ物の部分(呼び方がわからない。檻?)を掃除すればよいということを教えてもらった。

お昼前の新幹線に乗って東京へ。なんか消費税増税後、駅弁も1000円超が普通で高くなった。大学もベアやってくれないかな。

新幹線ではたまっているメールの返事など。「最近メールの返事が遅くなった」と東京の某氏から(二度)言われたが、某本郷にいるときに比べPCの前にいることが減ったのと、答えるのが難しいメールが増えたからだと思う。まあとにかく人生忙しすぎる。寝なければいいんだろうけど、そうすると死んでしまう。

お昼ごろに東京着。歩いて神田の某所へ。夕方まで某会議。いろいろな会議が重なっていたようで、参加者が少なかった。学会費未納問題というのはおもしろい問題だ。

夜、某学士会館で食事をとりながらいろいろ相談。夜中、新幹線。ようやく某編集作業を始める。真夜中に帰洛。帰ったらさっさと寝るべし。

懐古氏「もうビートルも二人しかいないし、ローリングストーンズも4人組。オーティスレディングもマーヴィンゲイもエルヴィスプレスリーもジャニスジョップリンもいない。ジミヘンもいなければジムモリソンもいない。ジェームズブラウンもジョーストラマーもいない。マイケルジャクソンさえいない。黄金時代は終わってしまった」

未来氏「そういう感覚ってなんだろうね。たしかにすべては蝋燭のようなもので束の間のもの。過去を見ればいくつも消えた蝋燭が並んでいるけれど、だからといって過去の方がよいとはかぎらない。過去の人がわれわれの生活を見たらなんて言うだろうか。60年代にはクーラーもほとんどないしインターネットもない。携帯電話もウォークマンさえなかった。MacBookAirもない。のぞみもない。コールドプレイもいない。ウォシュレットもない。プレミアムモルツもない。音楽は録音されているのだし、それでいいんじゃないだろうか。黄金時代はゆっくりではあるが、われわれの努力でこれから実現できるのではないか」

懐古氏「音楽は録音されたものがすべてではない。彼らが同時代に生きて音楽を作っている感覚が重要なのだ。歌は世につれ世は歌につれ。音楽は時代を呼吸しているのであり、時代は音楽を反映しているのだ」

未来氏「私のポイントは、優れた音楽はこれからも出てくるし、未来をそれほど悲観する必要はないということだ。悲観すればそれが自己成就して、悪い未来しかやってこないだろう」

デフォルトとしてのシニシズム。現代の病。現実主義の味方、理想主義の敵。我々は意識しなければそちらへと引っ張られる。夢を語るのが困難なのは人々がシニカルであるからだ。なぜなのか。理想主義が破綻したからなのか、あるいはメディアの力によりあらゆる偉人が凡人であることが示されたからなのか(クリントンなど)。