え、こだまの世界?

A day in the life of...?

『功利と直観』第二刷における訂正

第一刷から以下の点を訂正しました。第一刷をお持ちの方は、お手数ですがご確認お願いいたします。リコールはしませんので、悪しからず。(2011.2.5)

  • 8頁、マンデヴィルの肖像画が間違っていました(詳しくは下記)。第二刷では差し替えました。某マンデヴィル研究者と某氏に感謝。
  • 30頁、5行目「主観的性質」の「主観的」を取る。某シジウィック研究者に感謝。
  • 140頁、10行目冒頭「ジェフリー・スケア」の「スケア」を「スカール」にする。某先生に感謝。
  • 171頁の11行目、『道徳的に考えること』の出版年1986年を1981年に訂正。某先輩に感謝。

マンデヴィルと思われた肖像画は、オランダのマンデヴィル研究者の解説によると、ルソーのようです(この誤りは、ネット上でけっこう流布しているものだそうです)。上記のサイトの上の三つの肖像画の、左と中央が本物、右が現在マンデヴィルではないかと調査が進んでいるものだそうです(第二刷では左のものを使いました)。

なお、右のポートレイトがマンデヴィルかどうかは、まだ確定していないようで、ナショナルポートレートギャラリーのサイトでは、unknown manとなっています。

他にも誤植等や事実誤認などを見つけた方は、こっそりご連絡ください。

以下、その他のニュース。

  • 伊勢田哲治先生がムーアのところを中心にブログで書評してくれています。必ずリプライしますので、今しばらくお待ちを…。→遅くなりましたが、リプライ書いてみました。(2011.3.14)
  • 勁草通信2011年1月号によると、本書は2010年12月の売上第一位(「初登場第一位!」)だったようです。お買い上げになった方に感謝します。関係各位にも改めて感謝いたします。