『功利と直観』

功利と直観―英米倫理思想史入門

おかげさまでそろそろ出ます。章立てはこんな感じです。

1. 直観主義の成立
2. ベンタムたちの攻撃
3. 第二世代の功利主義
4. シジウィックとムーア−−調停と破壊
5. 直観主義の逆襲−−プリチャードとロス
6. 功利主義の新たな展開−−規則功利主義と二層功利主義
7. ロールズの方法論的革新
8. 法哲学における論争
9. 生命倫理学における論争
10. 功利と直観の二元性−−脳科学と心理学の知見から

英米倫理学における功利主義と直観主義の長きにわたる争いを描くということで、最初のイメージはスターウォーズでした*1。

表紙はトロリー問題を抽象化して描いてもらいました。

というわけで、よろしくお願いします。(2010.11.25)

• 勁草書房の紹介ページ

増刷が決まったようです。ありがとうございます。(2010.12.23)

*1:「直観主義の逆襲」とか。とはいえ、決して直観主義が帝国軍だとか、ロールズがダース・ベーダーだとか言っているわけではありません。