え、こだまの世界?

A day in the life of...?

多重人格と責任

渋谷・妹バラバラ殺人の東京地裁判決をした秋葉裁判長は、以前も多重人格を認める判決を出しているそうだ。「責任能力のある本来の人格が別人格の行為を認識している場合は、別人格にも責任能力があったとすべきだ」とのこと。今回は、本来の人格が別人格を認識していないとして、死体損壊については無罪になった(殺人は有罪で懲役7年)。多重人格者の責任というのは理論的に興味深いな。ジキルとハイドで、ジキル博士はハイド氏を認識している場合はハイド氏の行為に責任があり、その存在を認識していない場合は責任がないということか。しかし、認識していても、止めようがないとしたら、なぜ責任を負わなければならないのか。ま、よくわからないので、そのうち誰か専門の人に教えてもらおう。