え、こだまの世界?

Every day is like survival

台湾出張、NTUH倫理センター訪問など

早朝

定時よりちょっと早めに目覚める。旅行のため緊張しているからだろう。

食器の片付け、身支度、シリアル、ネコに挨拶。

山ぎはやうやう白くなりゆくころ*1、タクシーで京都駅へ。それからはるか。

 

 

朝起きたときに、一件、「今ごろ…」という連絡があったので、その件に最初に対応する。私も他人の都合を考えて、早め早めに行動するようにしよう。Procrastinationは他人の利益に関わらない場合は純粋にprudenceの問題だが、(往々にして)他人の利益に関わる場合はmoralityの問題になる。とはいえ、できない人を責めても仕方ないので、自分がきっちりするしかない。

「まあまあ、そう苦虫を噛みつぶしたような顔をしないで。深呼吸深呼吸。世界が終わるわけではなし。宇宙の視点から物事を考えれば、ほんのほんの些細なことなんだから」

「ときどき私以外全員がそういう風に考えているんじゃないかと思うときがありますよ」

「人は誰でも間違える。人は誰でも〆切を守らない。カントみたいに考えていたら、義務違反の多さに発狂して死んじゃいますよ」

「でも、〆切を守るのは完全義務でしょう? カントも言っています。「試みに、〆切を守る気がないのにそう約束したとしよう。それが普遍的法則となったとしたらどうなるか。誰もお互いに〆切を守ることを信じなくなり、〆切についての取り決めが成り立たなくなるだろう。そうすると本も雑誌も発行されなくなりみなが不幸になる。したがって…」

「それは帰結主義的なカント解釈です!」

お昼前

朝、無事に関空に着き、手荷物を預け、セキュリティとイミグレを無事に通過。

それからおみやげを買ったあと、少し歩いて某ラウンジ(ソフトドリンク以外、何もない)で報告準備。実は、今回、報告があるのかどうかがわからず、あまり準備をしていなかったが、まあ準備をしていると出張に行く気になってきた。

30分ほど前に搭乗口に来て、e-SIMのアクティベイトの作業をしておき、またスライド作成の続き。

さて、Leaving on a jet planeと思ったら、搭乗時刻が大幅に遅れることに。仕方ないので少しビールと軽食。

真夜中

結局、フライトは1時間半ほど遅れ、お昼ごろに出発。機内では少し寝てから昼食。それから少し読書。そのあと、また少し寝てから読書。

昼下がりに台湾の桃園国際空港着。空港を出て、熊本の某氏らと合流してタクシーでホテルへ。ホテルでさらに東京の某氏らと合流して、そのまま台湾大学の大学病院へ。

 

 

今年新しくできたNTUH倫理センターを訪問し、歓待を受ける。一応簡単に今回の研究目的についてプレゼン。弁当をいただきながら、いろいろインフォーマルに意見交換。感謝。

夜、一旦ホテルに戻ってチェックインしてから、数名で明日の下見を兼ねて台北駅に行く。それからホテルの側に戻ってきて、某氏らと海鮮料理屋で飲食しながら歓談。

夜中、帰宅してシャワー。明日も早いのでさっさと寝るべし。

 

 

*1:これが本当の「やまぎわそうちょう」。