え、こだまの世界?

A day in the life of...?

某原稿推敲、東大の学費値上げなど

ほぼ定時起床。ネコのエサと食器の片付け。それから二度寝。ゆっくり起きる。

朝、シリアルと新聞。ネコの相手。右腕の筋肉痛。先日から左肩・左首の凝りが気になる。姿勢が悪いのか、知らないうちに要らないところに力が入っているのか。

昨日、ようやく某編集者から連絡があったので、午前中から某原稿を完成させる作業を始める。いろいろ仕事があるので、なるべく今日明日中に終わらせたい。

 

お昼すぎまで某原稿の修正。お昼は素麺など。昨晩、蕎麦を二束作って食べてしまったが、食べすぎになるので一束にしておこう。

 

朝日社説の東大の学費値上げの話。大体同意するのだが、気になるのは次の一文。

学生が高等教育を受けることで利益を得るのは、当人だけではない。卒業後に各方面で活躍することで、社会全体が受益者となる。

「高等教育には正の外部性がある」ということかと思うが、これを本気で言うなら、大学教育がもたらす自分の利益と社会の利益の割合を正確に出して、その割合に応じて税金の補助を入れるとよいのではないか。そうしないと、今の学費が多すぎるのか少なすぎるのかさえわからないだろう。また、そうしないと、ベンチャーでも予備校でも何でも、同じ理屈で何でも税金で支援することが正当化されてしまうことになる。

もう一点、授業料を払っているのはほとんどの場合は当人ではなく、親だということが強調されていない。本人は東大やその他の国立大学に入っておそらく利益を得るだろうが、親はどのぐらい利益を得るのだろうか。子どもが立派になった方が親が利益を得えすいというのはそれほど自明ではないだろう。そう考えると、得をするのは子ども、損をするのは親の可能性がある。チャイルドペナルティは子どもを持つことによる所得の減少をもっぱら意味するようだが、それを言うなら支出の増大も考慮に入れるべきだろう。学生をサポートするというよりは、一方的に損をする可能性のある親をサポートするという視点で考えた方がよいのではないか。

「つまり君は、親である自分がサポートしてもらいたいわけだね」

「はい」

 

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昼下がりまで、某原稿の推敲。一区切り付いたところで、少し仮眠。

 

先日、美容医療との関係で、以前日記で引用した下記の言葉を思い出したのだが、なかなか見つけられなかったが、ようやく見つけるアンチエイジングが流行るはずだ。

美人であることの困った点は、お金持ちの家に生まれてだんだん貧乏になっていくのと似てるってこと。

---ジョーン・コリンズ (Joan Collins)

 

そういえばこんな引用もあったな。そういえば、オースティンの伝記でブロードが同性愛者を公言していたという話を初めて知った。また、ウィトゲンシュタインはブロードのことをあまり評価していなかったそうだ(どこで読んだか忘れたが、昨年の冬ぐらいに読んだ記憶がする)。

わたしは、あいまいで、混乱していて、ご神託のような書き方が大嫌いである。
だからわたしはこのスタイルで表現する著作家たちにはまったく我慢がならない。
わたしの考えはこうである。いやしくもある事柄が表現されうるならば、
文化的な言語や適切な記号体系であればそれを簡潔かつ明快に表現することができる。
そして言葉のあいまいさは、ほとんどいつも、頭が混乱しているしるしである。


---C.D. Broad

 

夕方も某原稿の推敲。なるべく今日明日中に終わらせてしまおう。

 

 

夕方、しばらくメールの返事など。夜、近所のインドカレー屋まで歩いて行き、自分と娘の夕食を入手。待っている間に仕事を一つする。

 

 

夜も某原稿の推敲。いろいろ細かい指摘に対応していると勉強になる。

夜中、シャワー。さらに某推敲。翻訳のチェックもしたいのだが、また明日だな。