え、こだまの世界?

A day in the life of...?

某授業(ヘーゲル)、「哲学の使命」って…など

定時起床。小雨。眠い。

 

シリアル、朝刊。身寄りのない高齢者の意思決定支援、厚労省が試行的に実施するそうだ。フランスの匿名出産。革命直後の1793年からあるとのこと。

 

 

洗濯物を干してから歩いて大学へ。ぼぼ雨は止んでいるので自転車でも行けたが、まあ音楽を聴きながら歩いて心身の調子を整えよう。まだOasis

Sociability is hard enough for me.

Blurへ。

 

朝、ヘイグルの勉強。眠い。催眠性の哲学者だな。

 

午前中、某授業。加藤先生のヘーゲル論。『哲学の使命』(加藤尚武、未來社、1992年)の論文を難しい難しいと言いながら読む。

 

「哲学の使命」って…

アナウンサー「今日は、某大学の哲学研究室にお邪魔しておりまーす。今日は哲学研究室のみなさんに、「哲学の使命って何ですか?」という質問を投げかけたいと思いまーす。みなさん、どうお考えですか?」(マイクを向ける)

 

学生A「そんなもんないです」

学生B「真理の探究です」

学生C「人生の意味を明らかにすることです」

学生D「今まで誰も問わなかった問いを問うことです」

教員A「いや、その、ゴニョゴニョ」

教員B「その問いはナンセンスです」

教員C「人にはどれだけの知識が必要かを明らかにすることです」

 

アナウンサー「なーるほど、哲学者のみなさんの答がバラバラであるということがよくわかりました。それでは某大学の哲学研究室からお送りしましたー。」

 

加藤先生は次のように答えている。

哲学の使命は、「人にはどれだけの知識が必要か」ということを明らかにすることである。人間としての必修科目を明らかにすることである。……

もともと哲学の使命は人間知総集編の最新ヴァージョンを作ることにあるのだから、新しい知識領域を取り込まないで哲学体系を作っても、古い電話帳のように役に立たない。


加藤尚武『哲学の使命』(未來社、1992年)、プロローグ7、9頁

何か百科全書派的というか事典編纂者的なところがあるんだよな。

 

 

某喫茶店で遅めのお昼。DarwallのPhilosophical Ethicsの要約(途中まで)、調べたらウェブに上げてあるな。

 

お昼すぎ、ちょっと一服。

 

昼下がり、第二演習。ホッブズの愚者。いろいろ勉強になる。この愚者の話、Selby-BiggeやD.D. RaphaelBritish Moralistsでは省略されてるんだよな。

 

夕方、某氏に手伝ってもらってメールの返事など。

 

結局、二時間ほどメールの返事。ようやく一通り片付ける(だいぶスヌーズしたけど。がんばれ、明日の自分)。

 

夜、バスで帰宅。夕食、夕刊。

う、今日が〆切の報告要旨があるな…

 

もうすぐ勉強部屋が暑くなってPCまわりのものが高熱になるのではないかと心配して購入。まったく音がしないわけではない。

 

ちょっと某翻訳チェック。スイッチも少し。ゲームしてないで勉強すべし。

シャワー。某妻と家族会議。いろいろ難しい。もうちょっと仕事したら寝よう。