ほぼ定時起床。シリアル。昨日の某講義を見直す作業(チャットが読めるようになるのに時間がかかるため)。
朝、早めに大学へ。しばらくメールをしてから某講義の準備。
午前中、オンラインで某講義。ALS嘱託殺人の件。少人数だったが面白かった。
お昼は購買部で買ったパンなど。
お昼すぎ、いろいろ雑用。
昼下がり、広島の某先生来訪。医療倫理関連の相談。
夕方、某原稿を書き始めるが、すぐに時間切れ。いろいろ仕事が溜まっている…
夜、帰宅して夕食。食後、スイッチでしばらく遊んでから夕刊。
夜中、シャワー。寝るべし。
ありがとうございます! これからもがんばります!
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
あ、昨日のスライドの「玉目⇒玉手」です。お詫びして訂正いたします…
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
9. 新しい女性の創造
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
ベティ・フリーダン 著 三浦富美子 訳(大和書房)
『82年生まれ、キム・ジョン』もよいが、この本も名著。戦後米国の郊外住宅で暮らす専業主婦は実は収容所に住んでいるようなもので、その多くが幸福感を抱けず精神を病んでいる、と告発してフェミニズムの火付け役となった。
10. 『アートバイブル』
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
町田俊之 監修(日本聖書協会)
クリスチャンでない人間にとって聖書はハードルが高く、読み始めても創世記の途中でつまらなくなって放棄してしまうだろう。本書は名画を眺めながら聖書を学べる貴重な本で、善きサマリア人の話も出てくる。第 2 巻もある。
11. 『アリストテレス倫理学入門』
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
J・O・アームソン著 雨宮健訳(岩波現代文庫)
古代ギリシア人でなければニコマコス倫理学はハードルが高く、最初の一文を読んだだけで頭を抱えて放棄するだろう。このオックスフォードの哲学者のわかりやすい解説を読めば、アリストテレスが少しわかった気になる。
ベティ・フリーダンの名前を最初に目にしたのは、情動説の解説で「フレー、ベティ・フリーダン」という例に出会ったときだった。A Companion to EthicsのSubjectivism. 確認したらJ. レイチェルズが書いていた。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
なんとなく「ブー、ベティ・フリーダン」と記憶していたが、フレーだった
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
「いかなる技術、いかなる研究も、同じくまた、いかなる実践や選択も、ことごとく何らかの善(アガトン)を希求していると考えられる。「善」をもって「万物の希求するところ」となした解明の見事だといえる所以である」(ニコマコス倫理学の最初の一文、岩波文庫の訳)
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
「どのような技術も研究も、そして同様にしてどのような行為も選択も、なんらかの善を目指しているように思われる。それゆえ、善はあらゆるものが目指すものであるとする人々の主張はすぐれていたのである。」(同、光文社古典新訳文庫の訳)
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月2日
なかなか夕方から原稿を書き出そうという気にはならないが、明日の私の仕事を減らすために少しやっておくか。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月3日
12. 『アニマルウェルフェアとは何か 倫理的消費と食の安全』
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月3日
枝廣淳子(岩波書店)
畜産動物が日本でどう育てられているかに関してこうした本が容易に入手できるようになったことで、ベジタリアニズムについても議論がしやすくなった。喫煙の問題と同様、事実がどうであるのかをまず知る必要がある。
13. 『ダーウィンと道徳的個体主義』
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月3日
ジェームズ・レイチェルズ(晃洋書房)
「哲学と、「人文学」と称する分野では、今なお、ダーウィンなど存在したことがないかのような教育が行われている」というのはドーキンスの言だが、本書を読めば進化論が倫理学にとって無視できないものであることがわかる。
副題は「人間はそんなにえらいのか」、訳者は古牧徳生・次田憲和
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月3日
感染症を「わざと」伝染し合う…「感染パーティー」の異常すぎる実態(勝田 吉彰) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) https://t.co/SBSwcnef4k
— 児玉聡 (@s_kodama) 2020年8月3日