え、こだまの世界?

A day in the life of...

ベンタムとオックスフォード、某編集作業など

昨日はよく寝たが喉が痛い。いびきをかいているのか、娘の風邪がうつったのか。朝食、身支度。某妻に勧められて葛根湯を飲む。

英国はconstitutional crisisのようだが、英国における立法府の役割や司法との関係を考えるのにはちょうどよい時期だな。論点は二つで、首相が議会を5週間閉会したのは違憲かどうかと、そもそもこの問題について司法が口を挟むことができるか、という問いのようだ。後者が立法府の万能性の問いに関係していて面白い。

朝、娘を小学校に送ってから大学へ。クライストチャーチメドーをぐるっと回ってフォリーブリッジの辺りからウェストゲートに来た。

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某編集者から連絡。夏になる前に書いた原稿が公開されたそうだ。「思考実験」とは何か

 

そういえば、先日、Jeremy Benthamがオックスフォードの卒業生だったことを思いだし、少し調べていた。彼はQueen's Collegeの卒業生で、ウェブサイトなどを調べると有名な卒業生として名前が出てくるが、とくに彼を記念したプラークなどはないようだ。BenthamQueen's Collegeにいたことは、バウリング版全集第10巻の36頁以降にある。遠い親戚のEdward Benthamは当時Christ Churchで神学の教授をしていたようだ。1760年(12歳)で入学し、1763年に卒業、そのあとにリンカーンズインで法曹修行を始めるが、同時にオックスフォードにブラックストーンの講義を聞きに行ったとのこと。1766年には修士号も取得した(48頁)。しかし、残念ながらオックスフォードには何もベンタムを記念するものはないようだ。


午前中は結局メールの返事。お昼前からようやく某編集作業。お昼は某妻が買ってきてくれたサンドイッチを研究室で食べる。ベンタムの勉強。

お昼すぎ、某財団の方が来訪。そのせいで今日はセンターに来ている人が多く、身なりも普段よりきれい。それから夕方まで某編集作業。やりだすまでに時間がかかるが、やりだすとノルマをこなすために頑張るんだよな。

夕方まで某編集作業をして、某先生らに修正した原稿を送った後、急いで帰宅。途中のセンズベリーで少しだけ買い物。


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夜、夕食。そのあと少しゆっくり雑用をする。少し寄付。夜中、シャワー。先日から腰が少し痛いので、早めに寝よう。