今朝も定時起床。朝食、シャワー。
朝、バスでシティセンターへ行き、セントクロスで某道徳的地位の国際会議に出る。初日よりも面白かった気がする。
娘を小学校に迎えに行く必要があったので昼下がりに中座してバスで小学校のそばまで行く。テスコで買い物をして帰宅。
夕方、ロンドンに行ってきた某妻らが戻ってきて夕食。
夜、しばらくKindleで本を読む。iPad miniの方が小さくて持ちやすいので本を読む気になるな。
道端の桜の木にさくらんぼがなっていた。おそらく鳥が食べているようで、地面にたくさん種が落ちている。
すみません、ご指摘の通り初期胚ではなく初期胎児です。報告した先生の議論の論旨は変わりません
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
国際会議二日目。イングマー先生
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
道徳的地位MSよりも道徳的重要性Significanceの方が基礎概念だと論じる
PPTは使わない。議論が追えるようにA4一枚に論点を示す
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
かっこいいな。けど、PPTとハンドアウトの両方してくれると助かるんだけど
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
MSは個体そのものに依存するのではなく個体のより薄い個別事象に依存する
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
たとえば意識の能力など。しかしこの能力は遂行可能なものでないといけない
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
朝から難解だな。しかし、MSの議論は価値論の一種であることを認識させてくれる内容だ
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
能力を発揮できるかどうかは外的要因に依存するため、MSは主体に内在的な要因のみに依存するわけではない。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「生物学的生そのものには道徳的意義(価値)がない。遂行可能な能力を支えているかぎりで価値がある。」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「6、人間の生には高い精神能力があるからMSを持つという種差別的発想。しかし、これだとMSには無限の可変性があることになる。人々の精神能力は個々に違うので、80億のMSのヒエラルキーがあるといってよい。」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「閾値のような魔法の線を引く連中がいるが、どうやって正当化できるのかなぞ」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「7、さらに、賞罰desertの考慮が入ってくると、よけいに難しくなる。」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
これは死刑囚は生存権が剥奪されるというような話だろうか
「8、正義が個々人をおなじぐらいwell-offにすることを要求するとしても、ひとびとは他の属性に関して異なる可能性があるため、MSはおなじということにはならない。」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ここよくわからんな
質問タイム。速度制限とどうよう、どこかで閾値を設定することは合理的ではないか。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「実践的には線を引く必要があると思うが、理論的には可変性(多様性)を認識する必要がある」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
道徳的地位の定義というか理解がよくわからんのだな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「ヒュームだと徳(道徳的価値)は行為者の動機という内在的要素になるのではないか」ビーチャム先生
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「それは賞罰desertの話」
しかし徳の発揮も外的要因があるのではないか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
シュクレンク先生。レジュメもスライドもなしか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
Moral standingとmoral statusはおなじ意味ではない。MSはヒエラルキーもありうる
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「SF的に考えると、将来、人間は不完全なヒューマノイドと人工知能によってみなされて、MSが低いものとして絶滅させられるだろうか」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「Sparrowの人工知能がどちらの人間を助けるべきかとトロリー問題を解く話」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
石にMSをもたないが、ニュージーランドの川に権利が与えられた話
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「有感性のみがMSの根拠にはならないかもしれない」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ジョンハリス先生
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
最初に1980年の本でmoral statusについて書いた。Value of Lifeでも書いた。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
35年前のValue of Lifeから引用する。お前ら俺の本を読んでないだろ、という感じかな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
NatureのMoral Machine Experimentの論文に怒って2日ほどで論文を書いた
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
これか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
The Moral Machine experiment | Nature https://t.co/kVCYmraRtv
「トロリー問題はもちろんフットが考えたが、わたしも広めた」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「緊急避難は殺人を正当化しない。ダドリーvsスティーブンのカニバリズムの先例」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ちょっと前に見たな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
決断が難しい道路状況で運転者の倫理観をテストするゲームMoral Machine、果たして自動運転車は? | TechCrunch Japan https://t.co/wOAsOtWhYy
「マンチェスターのシャム双生児の話もおなじ。わたしは外科医も知っている」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「発表のときに絵を描くのは今回で2回目だ」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「デブリン卿の公共道徳に対するドウォーキンのコメント。ドウォーキンはわたしのスーパーバイザーだった」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「危害に関してはデュープロセス等に対する帰結も考えないといけないのにNature論文には入っていない」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「人間が運転していたらバリアに突っ込んでいくべきであり、3人の歩行者を引くという選択肢はありえないじゃろ」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「公共道徳の一部を知りたければ刑法民法を見ればよいのじゃ」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「こんなコンピュータゲームに対する人々の選好を聞いても公共道徳にならない」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「チャーリーガードの話。裁判所で決めたのであって街で世論調査して決めたのではない」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
これ、ウォルター先生は何か言わざるをえないだろうな
「スコットの南極大陸探検の話。オーツが他の隊員のために自殺した」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「自動運転車は原則、ドライバーたちが犠牲になるようにすべき。そういう車を所有したいと思うかどうかは別だが」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
怒りのポイントがどこだったのかよくわからんな。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
道徳的地位の話とも関係ないし、、、
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
自動運転車の話は配分的正義の話だよな。誰を轢くかという設定も馬鹿らしいし、道徳を世論調査で決めようという安易な道徳理解も馬鹿らしいということか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
カム先生が、自動運転車の話とトロリー問題はたくさん違うところがあると話しだした
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「わたしの報告の一番のポイントは、どうやって公共道徳を見いだすかだ」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
昼食を挟んでカム先生
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
PPTなし、ハンドアウトがあるが途中まで見出しだけなので辛いな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
某先生はすごい勢いでメモってるな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「SentienceとconsciousnessはどちらかがあればMSに十分。」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
有感性なしというのは天使みたいなのを考えているようだ
MSには四つのレベルがあるようだが、聞き逃してしまってハンドアウトからは判別できない
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
少しうとうとしてた。ドグラツィア先生、パーフィットの話をあげていたが、自己同一性の基準がよくわからない
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
「IQ160の胚をIQ140にするのは自己同一性を変えるとはいえない」という話。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ドゥグラツィア先生「そんな事例はよく考えたことがない」
カム先生「わたしの本の中に何回も出てくる話よ。誰もわたしの本を読まないのね!」
IQ160の胚をIQ140にして20を他の胚に配分することは許されるとか、とりあえず生物学は棚に置いた思考実験が展開されている。「わたしは生物学はよく知らないのよ。わたしが知っているのはトロリー問題だから」
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
トムダグラス先生
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
MSを持つことは自分とって良いことか、という問い
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
MSは道徳的権利が増えれば増えるものと考える。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
法的地位のアナロジー。法的権利を持つことは良いことだろう
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
MSも同様な保護的価値があるか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
あることに対する法的権利を奪ってもわたしはそのことに対する利害を持つが、あることに対する利益を持つ場合、またその場合に限り道徳的権利を持つ
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
よくわからんな
エンハンスメントでブタが自然の美を理解するようになると、美を享受する道徳的権利を持つ
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ブタが恥辱を理解するようになると、恥辱を受けない道徳的権利を持つ。しかし、このエンハンスメントによってウェルビーイングは下がる
これは正確にはエンハンスメントなんかな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ブタのエンハンスメントで自己決定の能力と道徳的権利を持つが、人間が今まで通りに扱うので苦痛を被る
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ふむ。権利やMSを尊重しないのであればそれは苦しむだろう
まあ確かに私がカタツムリに悪態をついてもカタツムリは苦しまないよな。高級な快楽には高級な苦痛が伴うという話で、あまりMSとは関係ない気がするな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
MSはウェルビーイングの構成要素であるか。普通は客観的リストに入っていない。
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
MSは尊厳の一部か。しかしウェルビーイングにとって重要なのは尊厳があることではなく尊厳を持って扱われること
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
MSは自尊心の構成要素であるか。動物には関係ない。またMSは自己卑下の構成要素でもある
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
構成要素の使い方が少し曖昧だな
離脱
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
なんか今ひとつだったな。なんでなんだろう。あまり盛り上がってないテーマだからかな。人工知能の道徳的地位とか、絞った方が面白かったのか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
まあ誰がまともで誰が面白いかぐらいはわかってよかった
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
今日は疲れたな。金曜日のパブに行きたいところだが、どうするかな
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
京都ブラックサンダーというのが出ているのか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
ANAカウチというのも始まっているのか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
そういえばキカイダーは良心回路を身に付けているんだった
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日
これはヘアの母方のビール会社だったのか。もうないそうだ https://t.co/8GlpZi4Fn0
— 児玉聡 (@s_kodama) 2019年6月14日