少し古い記事だが、イチローもやはりストア派的な発想をしている。
自分にコントロールできることと、コントロールできないことを分ける。コントロールできないことに関心を持たない。そして、できるだけの準備をする。
(2008年9月22日朝日新聞夕刊2面より)
同じことを松井も言っているようだ。同じ記者による記事なのかな?
松井は地元マスコミに批判記事を書かれても、まったく気にしなかった。「だって、記事を僕がコントロールできないですからね。気にしても仕方のないことは気にしません」と松井は言う。イチローは首位打者争いをしている時、ライバルのことに話題が及ぶと、話を打ち切った。「相手の打率は僕にコントロールできない。愚問ですね」
自分にコントロールできることと、できないことを分ける。そして、コントロールできないことについては関心を持たない。これが超一流と呼ばれるアスリートの必要条件だといってもいい。
(2007年6月25日朝日新聞夕刊4面より)