え、こだまの世界?

A day in the life of...?

高知、某学会初日、懇親会など

早起き。なんとか起きる。身支度せねば。

正月以来、久しぶりに体重を計ったら、変化がなかった。それはそれですごい。

 

タクシーで京都駅へ。早めに着いたので定食屋で急いで朝食。

 

空港バスではよく寝る。ぼーっとしながら手荷物を預けてセキュリティを通過。スマートウォッチで引っかかる。二つ付けているからだろうか。コーヒーが飲みたいのでスタバの行列に並ぶ。

 

今回もプロペラ機のようだ。

 

ウトウトしていたら高知着。初高知だと思う。手荷物を回収して空港バス。もうすっかり疲れたが、まだ8時過ぎなんだよな。

 

高知駅で降りる。乗り換えのバスが見つからないと思ったら、路面電車だった。高知駅まで来ずに途中で乗り換えるべきだったようだ。無事にたどり着けるのだろうか。

 

路面電車の車掌に教えてもらったので何とかなりそうだ。今日は遅刻しても大丈夫なのでまあ余裕を持っていこう。

 

はりまや橋駅で待っていて、実は高知駅ではなくて一つ前のバスターミナルで乗り換えるべきことに気づいた。まあもうゆっくり行こう。

 

まだ路面電車に乗ってる。論文を読んでしまった。

 

朝、少し遅刻して某大学にようやく到着。受付を済ませてから(懇親会費を事前に払うつもりで忘れていた)、推論主義のワークショップ。被害者の社会的責任、ブランダム、ヘーゲルのあたりから。難しい。

Pixel 8aでeduroamを使おうとしたらうまく行かず、はまる。ここを見てやってもうまく行かなかったのだが、匿名id anonymousを削除する必要があった。

 

評議員会。この学会は某生命倫理学会と同じで理事会と評議員会があるようだ。弁当を頼んでなくてしまったと思ったが、たぶんベジ対応がないと思ったから注文しなかったんだろう。

 

「辺鄙」という言葉の価値負荷性をめぐって議論があったような、なかったような。

 

お昼は大学の生協食堂で。食べすぎた。

う〜ん、徹夜しているかのようにしんどいな。どこかで寝ないと死ぬ。

 

総会。途中で寝てしまう。私も早起きで辛かったが、某先生は飛行機⇒夜行バスで来たそうだ。

 

これからカント生誕300周年のシンポ。全国津々浦々からカント研究者たちが集まってきた(私を除く)。

 

提題者3名の2本の論文までは真面目に読んだが、二つ目の発表の途中から寝てしまう。部屋が暑くなってきたこともあり、ようやく目が覚めたが、まだ報告が続いている…

 

以下、休憩中に小耳に挟んだ立ち話。

「いやー、寝不足にカント3連荘は効きますな」

「会場の半分ぐらいは寝てましたよ」

「某学会も財政難で困っているようですが、学会報告を睡眠導入剤として販売したらいいと思うんですよね。ランダム化対照実験をしたら、ぜったいに効果が示されますよ」

睡眠導入剤ドイツ観念論篇」とかですか。わははは」

 

Wege — nicht Werkeというのは「道程であり、作品ではない」ということか。哲学を教えるのではなく哲学することを教える、というような。でもまあダジャレっぽいので、もう少しうまく訳したい気がする。

 

カント哲学を批判的に考えて、良いところも悪いところもあるという態度を身に付けるのが、生誕300周年にふさわしい成熟したあり方だろう。カント礼賛も、人種差別的だからキャンセルだ、というのも、悪しき両極端だろう。⇒某先生「啓蒙主義者のカント自身が啓蒙されるべきだ」とのこと。

 

夜、大学生協で懇親会。乾杯の練習をする風習があるのは高知と秋田だけだそうだ。どんどん広げるようにしよう。

かなりご高齢の先生がいるなと思ってビールを注ぐと、「飯田です」、私「ひい」。東大科哲についていろいろ教えていただく。

その他にも、いろいろな方々と懇談。実は今回、初高知だけでなく、この学会に参加するのも初体験だったので緊張していたが、知り合いが多くて助かった。ふつつか者の一年生ですがよろしくお願いします。

 

夜中、某先生ら一行とバスではりまや橋付近に戻り、店を探してしばらく彷徨った末に、地元料理の店に入る。日本酒その他。歓談。ドイツ哲学についていろいろ教わる。

 

二次会終了後、JR高知駅前の旅館にチェックイン。コンビニで買い物。風呂に入ったら寝るべし。

 

大浴場に入ってサッパリする。露天風呂に入りながら色々考えていると天啓が降りてくる。

 

Kindleで買った本。シュリックがニーチェに傾倒していた話は知らなかった。ウィトゲンシュタイン第一次世界大戦に従軍中にニーチェを読んでいたとのこと(ただ、どの本か正確にはわかっていないようだ)。