こだまの世界

A day in the life of...

ゴミとゴミ箱

というタイトルで老人のたわごとエッセイが書けそうだな。

先日、自宅でぼんやりしていると妻に「あなたはいつもゴミをゴミ箱に捨てないのね」と詰られる。しかし、よく考えてみるに、ゴミ箱に入れる前にある物がゴミであるかどうかはわからないのだから、「ゴミをゴミ箱に捨てる」というのは正しい物の言い方ではないように思われる。ある物がゴミ箱に入れられて初めてゴミとなるのではないか。いやしかし、間違ってゴミ箱に大切なものを捨ててしまうことがあることを考えれば、ゴミ箱に入っていてさえ、ゴミとは限らないのだ。そもそもゴミが要らない物のことを指すとすれば、世の中に必ずゴミ箱に入れられるべきような要らない物などそもそもないのだ。私にとって要らない物でも、他の人にとってはそうではないとすれば、それをゴミと呼ぶことはできないだろう。
……などと声を出して考えていたら妻にうるさいと怒鳴られる。どうやら私がゴミ扱いのようだ。やれやれ。暮らしにくい世の中になったものだ。