え、こだまの世界?

A day in the life of...?

届いた本 (動物からの倫理学入門)

動物からの倫理学入門

動物からの倫理学入門

某先輩からいただく。ありがとうございます。一通り目を通したが、コメントはもう一度よく読んでから。とにかく、一人でこれだけの入門書を書くというのは物凄い。帽子が脱げた。

ところで、タイトルは「倫理学へのけもの道」の方が気が利いていた気がするが、なぜそうしなかったのかな。環境倫理学へのけもの道とか、情報倫理学へのけもの道とか、「けもの道」シリーズを作るといいと思うんだが。やはり「けもの」という言葉に対する生理的嫌悪感を予想して避けたのだろうか。あるいは、「のけもの道」というのがあって、倫理学をやるとノケモノにされてしまうというような誤読を恐れたのか。

「きっと、けものって、差別用語とか放送禁止用語なんじゃないの?」

「まさか。誰に対する差別なわけ?ケダモノだったらまだわかるけど」

「あ、倫理学へのケダモノ道だったら、それこそ外道っぽくていいんじゃない」