それとは関係ないが、
「もう一人の古田がね、肩の後ろあたりから見てるんですわ。追いつめられていても、もう一人の古田が追いつめられている自分を冷静に見ている。だから、パニックになることはないですね」
「もう一人の自分が冷静に見ている」という感覚はイチローや松井秀喜、スピードスケートの清水宏保らからも聞いたことがある。優れた選手になるための必要条件に違いない。(朝日10月1日夕刊)
必要条件か十分条件か知らないが、この感覚は身に覚えがある気がする。もっとも、オレの場合は、野次馬のように邪魔するばかりで大抵何の役にも立っていないが。