え、こだまの世界?

A day in the life of...?

続き

ニッポンの知識人

ニッポンの知識人

たとえば加藤尚武を、いまのアカデミズム業界がどのくらい評価をしているのか知らないけど、プロとしての仕事をしているわけですよ、一応。彼の、丸山眞男のドイツ哲学理解はド素人だという批判はまったく正しいんだよ。その後の丸山礼賛は、加藤尚武の批判を無視できるはずないんだけど、平気でオミットできるのね、「現代思想」とか「批評空間」の人たちって(笑)。(宮崎、42頁)

なるほど。もうちょっと勉強したらそのうち丸山と加藤とかいう論文でも書いてみるか。
それにしても、いろんな「知識人」がいて、彼らの文章や発言を丹念にフォローしている人がいるということは、いろいろテレビ番組があって、それを熱心にフォローしている人がいるというのと同じぐらい驚きで、不思議だ。評論家というのは、そういうことを生業にしている人々なんだろうか。
「まあ、哲学研究者も大抵は同じようなものじゃないの」