え、こだまの世界?

A day in the life of...?

ひさしぶりに書籍部で買った本

思考のエシックス―反・方法主義論

思考のエシックス―反・方法主義論

3章まで飛ばし読む。教養たっぷり、文体も読みやすい。哲学者の鏡。しかし、方法主義の批判とあるが、方法一般の批判というよりは、特定の方法、すなわち厳格さを重んじるあまり行き詰ってしまった近代哲学の基礎付け主義的方法の批判なのではないのか。それが最大の疑問。
哲学者は方法という道具(フッサールのナイフ)を磨くことに夢中になるのではなく、個々の対象をよく見ろ(臨床哲学的メッセージ)、日本の哲学研究者は(オレのように)文章をもっとうまく書け、厳格な方法以外にエッセイ的な方法論もあるだろう(エッセイは「非方法の方法」とあるが、方法には変わらない)、などなどの雑多な批判がなされている。
…と思うのだが、飛ばし読みなので読み違えているかもしれない。方法論の話は以前から気になっているが、最近また気になっていたので、よく読んでみよう。

養生訓・和俗童子訓 (岩波文庫)

養生訓・和俗童子訓 (岩波文庫)

持ってなかった。和俗童子訓というのは「わが国最初のまとまった教育論」だそうだ。

福沢諭吉家族論集 (岩波文庫)

福沢諭吉家族論集 (岩波文庫)

見かけたので買っておいた。「男女交際論」や「日本男子論」など。

福沢諭吉の哲学―他六篇 (岩波文庫)

福沢諭吉の哲学―他六篇 (岩波文庫)

これも見かけたので買っておいた。