安楽死、札幌、某飲み会など - え、こだまの世界?

ほぼ定時起床。シリアル、朝刊。

朝日新聞京都版に安楽死に関する私のインタビュー記事。そのうち、朝日新聞デジタルにも掲載されるとのこと。

忘れないように書いておくが、今回のいわゆる「京都ALS嘱託殺人事件」の主犯医師の地裁判決が先週月曜日に出たが、全国紙で社説でこの話題を取り上げたのは朝日新聞のみで、しかも「難病患者殺人」という見出しで安楽死を容認する余地はまったくない書きぶりだった。それが左翼なのかと新聞を破り捨てたくなったが、デジタルなので破れない。とはいえ、朝日は調べてみると1991年の東海大安楽死事件の頃から一貫して安楽死反対なので、国に対して個人の自由や権利を要求するよりもまず国に医療制度を整えてもらい弱者を守ってもらいたいのだろう。私としては両方要求してもよいと思うのだが、いったん安楽死を認めると福祉制度の充実や緩和ケアの努力がなされなくなるというトレードオフ関係が前提されていて、それは無理だということになっているようだ。いずれにせよ、この事件というか、この事件の背後にある安楽死の問題に対する全国紙の無関心(京都新聞さえ社説で取り上げなかった)に一番驚いた。まあ無関心というよりは正面切って書けない理由があるのかもしれないが。この件についてはもうちょっと考えたことがあるが、それはまた別の機会に書く。

朝風呂。それから荷物をまとめて京都駅へ。バスに乗って伊丹空港へ。

早めにお昼を食べながらメールの返事など。お昼ごろに搭乗。搭乗口で私の名前が呼ばれていたので早く乗れという警告かと思ったら、急いでパッキングしたため、スーツケースにモバイルバッテリーが入っており、それが問題になっていたようだ。申し訳ないことをした。スーツケース、機内持ち込みにすべきだったか。機内では少し寝て勉強。