え、こだまの世界?

A day in the life of...

関空からアムステルダム経由でブリストルへ

少し早めに起床。身支度、スーツケースを詰める作業、簡単な朝食。

早朝、娘に挨拶してからタクシーで京都駅へ。それからはるかで関空。某校正と論文を読む作業。

関空でチェックインしてから少し某ラウンジで軽食とメールのやりとりなど。朝刊。

出国手続きをしてから少しお土産を買い足し、搭乗口へ。某君と無事に合流。

予定通りお昼前に離陸。機内はかなり空いていて、みな好きなところに移動している。プレエコを予約した身としては若干複雑な気持ちだが、隣が空いているのは気が楽。

機内ではとりあえず実証的生命倫理(empirical bioethics)の論文を読む作業。今回は発表がないので気楽だが、先方に旅費を持ってもらっているので、少しは貢献しないとな。

クイーンの映画があれば見たかったが、残念ながらなし。昼食をとってから少し寝る。

機内ではやはりノイズキャンセリングのイヤフォンが役立つ。前から持っているソニーノイズキャンセリング付のヘッドフォンをまだ使っている。このシリーズ、その後アップデートされてないんだよな。

ちょっと寝てから論文の続き。実証的生命倫理についてはいろいろ気になるところがあるな。しかし、2000年代以降、文献も増えたようなので少しは勉強しないと。一つの動機は明らかに、哲学的生命倫理学が現場とはかけ離れたことばかり言っていて、研究者も現場を知らなさすぎるという批判的な認識から始まっているんだよな。しかし、現場をよく調べれば自動的に規範的主張ができるわけではないので、そこが問題になるところ。

それから一本映画を観る。『クレイジーリッチ(Crazy Rich Asians)』。シンガポールに住む大金持ちの中国人の生活を描いた映画…かと思っていたら、実際は「格差婚のため男性の母親が結婚に猛反対するが…」という古典的な恋愛コメディ映画。全体的に良くできていて面白い。母親役のミッシェル・ユーも名演。B

まだ時間があるので、Kindleで買ったEmpirical Bioethicsという本の論文を2本ほど読む。実証的生命倫理は事実と価値の区別を真剣に考えていると述べられているが、本当に十分に問題を理解できているのか謎なところがある。ヒュームの話やムーアの話や科学の価値負荷性の話や厚い(濃い)概念の話など、いろいろな話が混ざってしまっていて、どれにも十分に答えられていないのではないか。しかし、あまり否定的なことばかり言うのもよくないので、何か建設的な意見を考えねば。

現地時間の昼下がりにアムステルダムスキポール空港に到着。急いでトランジット。少し時間があったのでコーヒーを飲みながら某君と実証的生命倫理について議論。

夕方、ブリストル空港へ。イミグレを通るときに、こないだ苦労して入手したビザにはんこを押されてしまい、それは違う、今押してもらうと困ると説明したところ、20分ほどかかって訂正してもらうことに。大変だ…

それからタクシーでホテルへ。夕方なので道が混んでいたが、無事に着いてチェックイン。フライトが長かったので例によってお腹の調子が悪くなった(ベルトを強く締めているとよくないようだ)。が、少し横になっていたらだいぶ回復してきた。

iPad ProだとGrammarlyを使うのが難しいな。やはりGrammarlyのアプリをキーボードに設定するのはプライバシー的に気になるしな。

夜中、韓国人研究者らと日本人の研究者でホテルのレストランで夕食。日本時間ではすでに早朝。もう寝るべし。

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