え、こだまの世界?

A day in the life of...?

ナッジ、『わたしを離さないで』

定時起床。ゴミ捨て、ひげ剃り、朝食。

某娘を保育園に送ってから、本三の喫茶店でしばらく考え事。

お昼、某ランチョンセミナー。公衆衛生におけるナッジを批判している論文について。

お昼すぎ、某科研費申請書類の手直し作業。

昼下がり、某院生と某コメンタリ作成作業。夕方に一件某病院での会議を挟んで日が暮れるまで。

夜、しばらく雑用。某校正ゲラに朱を入れたり。それから帰宅し、新聞、夕食。

夜中、娘を風呂に入れる。食器。

真夜中、娘を寝かせてから『わたしを離さないで』を見る。サバイバルロッタリーが現実化した社会におけるドナー候補者の人生と恋愛を描いた、よくできたSF映画。映像は美しく、情緒があってよかったが、SF度はそれほど高くなく、状況設定も今一つわからずモラルジレンマらしいものもないため、学生に見せて議論するような映画ではない。そういう意味での実用性は低いが、若者の短い青春と死を描いた心に残る映画。B