某氏からのメールで、ロールズがLectures on the History of Political Philosophyの中で、push-pinをダーツにたとえているが、これでいいのかという問い合わせをいただいたので、少し調べてみる。
ベンタム研究者のディンウィディがBentham (p. 114)で「Push-pinはShove Halfpennyに似てなくもない」と書いているが、以前に読んだときは、そもそもそのShove Halfpennyをやったことがないためこの説明自体がわからなかった。
が、今Googleで調べると、Shove Halfpennyはこういうゲームだそうだ(10年前に比べても便利な世の中になった)。
なるほど、よくわからんが、ゲームの目的自体(ある個所にうまくコインを弾く)が、ダーツやカーリングに近いということか。
ついでに、英語版のウィキペディアには、Pushpinについてこうある。
- 作者: J. R. Dinwiddy
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
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