届いた本 (New Egalitarianism, The Difficulty of Tolerance)

The New Egalitarianism

山田昌弘の『新平等社会』で引用されていたので。とりあえず、偽電図(Giddensの誤変換)らの`The New Egalitarianism'とR. Wilkinsonの健康格差の論文を読む。どうもNew EgalitarianismはThird Wayの別名のようだ。看板を架け替えただけに見える。

それにしても、イギリスは政策立案者とアカデミックの距離が日本に比べると格段に近いようでうらやましい。いや、日本も経済学者とかは近いのかな。しかし、こんな政策立案者と研究者が一緒に書いているような本はなかなか見ないよな。

The Difficulty of Tolerance: Essays in Political Philosophy

これも買い損ねていた。スキャンロンの論文集。利益と選好(自己決定)の関係を考えるために、とくにurgency論文をまじめに読む必要があると思ったので。