2007-08-15 『立身出世主義』読了 読書 立身出世主義―近代日本のロマンと欲望作者: 竹内洋出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2005/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (19件) を見る4章以降は飛ばし読み。教養と山の手文化の話、都会と田舎の確執、インテリの没落、立身出世主義の終焉とその後、などなど、その後もおもしろい話が多い。もとが放送大学のテキストだったせいか、一章に一人ぐらい西洋の思想家(フーコー、ブルデューなど)が紹介されているのが少し鼻についたが、明治から現代までの教育事情が「立身出世」をキーワードに読みやすく書かれていて、大変勉強になった。学部生のときに読むべき本だった。