え、こだまの世界?

A day in the life of...?

某ガイダンス、10月1日の内定式反対、学会会員数を増やす方法など

定時起床。食器の片付け。それから二度寝ベトナムかどこかに旅行している夢を見る。現実から逃避したいのだろうか。

シリアル、朝刊。さっさと大学に行かないと。

お腹の調子が悪い。ネコのトイレ掃除。

 

 

朝、自転車で急いで大学へ。某オンライン研究相談…と思ったら一時間時刻を間違えていた。エレベーターホールのゴミは片付けられていたが、まだ少し臭いが。すみません。消臭スプレーをかけておく。

 

お昼前、オンライン研究相談2件、対面研究相談1件。10月1日が企業の内定式だそうで、その日を休む学生たちが少し早めに相談に来たわけだが、これは明らかに大学の業務妨害であり、我が大学としては強く日本の企業に猛省を求めるものであるっ。

 

「いいんですよ、どうせ大学4年生なんて、勉強しないんだから。10月1日は大学の授業を中止したらいいぐらいですよ」

「何を言っているのか、この資本家の手先め。明らかに授業がある平日に一斉に内定式をやる企業の発想がおかしいだろう。けっ経団連は何をやっておるっ」

「まあ落ち着いて。たしかに以前なら土日にやればよさそうなものですが、企業も働き改革で土日に社員を動員できないんですよね。厚労省に怒られちゃいますよ」

「しかし、半期15コマ授業を必ずやれと言ったのは文科省だろう。どどど、どうなってるんだ。学生も親も授業料を払っているから授業をきちんとやれと言いつつ、内定式だから休みます、つきましては別の日に研究相談をさせてください(てへぺろ☆)、だとっ。だだだ大学教授をなめてるのかっ。日本企業みんな爆発しろっ」

「はいはい。それ以上悪態を吐くとブログを閉鎖されてしまうのでそのぐらいにしておいてください」

 

お昼は二回生のガイダンス。初日かと思ったら最終日だった。8名ほど。いろいろ話を聞く。

お昼すぎ、急いでベジラーメン。それから某定例ミーティング。終了後、簡単なインタビューも受ける。

昼下がり、少しメールの返事。ちょっと一服。

夕方、いろいろ明日の準備など。某編集者来訪。しばらく某相談。

それからメールの返事など。授業準備ができない。

 

「某学会の会員数をいかに減らさず、増やしていくかという問題ですが、「将来を担う若手を増やす」という戦略だけではダメだと思うんですよね。ただでさえ少子高齢化だし、しかも心理的利己主義を信じている若者は、哲学系の研究者なんか目指さないですから」

「じゃあどうしたらいいんだね」

「まずやはり高齢者ですよね。高齢の研究者が止めないような工夫をしないと。学会費を安くするのが当面は難しければ、大会の開催日にはマッサージチェアを設置するとか、「死ぬまで会員を辞めません」というプレッジをさせるとか」

「そんなものが効果的かは甚だ疑問だが、高齢者が辞めないというのは重要だろうね。高齢者は辞めるのが普通という規範を変えていく必要があるだろう」

「そうですね。あとは外国人も重要ですよね。少なくとも一日は英語での発表が一教室でずっとあるようにすれば、外国人の発表者も来ますよね」

「それはそうだな。日本にも英語でなら報告できるという外国人研究者がけっこういるからな。日本人の若手研究者だけに目を向けていてはいかんな」

「あとは人間以外ですね。AI、ロボット、ペット、ぬいぐるみなんかにも会員に入ってもらえたら、かなり会員数が増えると思うんですよね」

「しかし、会員数が増えても、会費は払ってもらえんだろう」

「いいんです、会員数が純増すれば!」

 

 

夜、帰宅して夕食。夕刊。食後に市民新聞を配りに行く。

夜中、シャワー。それから頑張って明日の某授業の準備。

寝るべし。