"I went there and back just to see how far it was. And you, you tried to tell me, but I had to learn for myself." --The Faces
朝、二度寝。よく寝る。シリアル、朝刊。某翻訳チェック。
お昼前に自転車で大学へ。中央購買部で買い物。しばらくメールの返事。部屋がキンモクセイの香り。廊下は煙草の臭い。
お昼はベジラーメンなど。
お昼すぎ、またメールの返事。某原稿書き。
昼下がり、某氏とオンラインで打ち合わせ。それからまた某原稿書きその他。
夕方、某オンライン国際打ち合わせ。終了後、少し原稿を書いてから早めに帰宅。洗濯物を取り込む。
夜、某オンライン勉強会。専門家の方に救急救命士の教育について教えてもらう。大変勉強になった。それから夕食。スイッチスポーツ。
夜中、風呂。ニコマコス。第一巻って、とくに散漫で読む気を失うよな。
今日は少し心の余裕があるので、予定を確認したり、 来し方を振り返ったりしよう
— 児玉聡 (@s_kodama) 2023年10月23日
研究室がキンモクセイのフレグランスオイルの匂いで溢れているせいか、廊下に出るとタバコの臭いが気になる。どうなっているのか
— 児玉聡 (@s_kodama) 2023年10月23日
真理と友人のどちらが大切か
「真理と友のどちらも愛すべきであるが、真理のほうをより尊重するのが敬虔なことなのである。」
「アリストテレスさん、あなたは本気で友人より真理の方が大切だと言うのですか」
「まあどちらか選ばないといけないとしたらね」
「じゃあ、何ですか、あの、トロリー問題ってありますよね」
「まだないけどね、まあ〔議論のために〕あることにしておこう」
「あれで、たとえば5人の友人が線路に縛られているとするじゃないですか」
「そうだとしよう」
「それで、トロリーが暴走していて、あなたがスイッチを切り替えれば、トロリーは側線に入り、友人5人は助かるけど、側線に縛られていた真理は失われてしまうとするでしょう」
「どうやったらトロリーに轢かれて真理が失われるかわからないが、まあ〔議論のために〕そうだということにしておこう」
「その場合、あなたはどうするんですか。さあ、早く答えてください」
「よかろう、君、その場合はね、5人の友人を犠牲にして真理を救うべきなのだよ」
「こ、この真理主義者め。あなたは功利主義者よりも低俗な人のようですね」
「功利主義というのもまだいないけどね」
(しばし沈黙)
「ところでアリストテレスよ、あなたは一体何人の友だちがいるんですか」
「む、それはよい質問だね。君、よかったら私の友だちにならないかい。ちょうど最近、友だちを5人ほど失ってね」