定時起床。少し家事をしてから二度寝。シリアル、朝刊。
朝、自転車で大学へ。しばらく翻訳のチェックやメールの返事。それから某授業の準備。
お昼はベジラーメン。
お昼すぎ、某英語生命倫理。病名告知。
昼下がり、某氏に手伝ってもらって仕事。文鳥(キンカチョウだったようだ)を保護してくれる人が来て、小一時間、網で鳥を捕獲する作業。鳥は無事に保護され、鳥カゴに入って去っていった。しばらくこの鳥のことで頭の半分ぐらいが占領されていたので、寂しいというよりはほっとする。ぜひ長生きしてほしい。保護をしてくれた人二名に感謝。それから夕方までメールの返事など。
ここ一週間、この文鳥(ではなくキンカチョウ)にずいぶん気を使ったわけだが、国際的にはイスラエルとパレスチナの問題などがあり、一匹の鳥よりもガザ地区の人々のことをもっと心配すべきだったのかもしれない(この件は倫理学研究室の学生たちとも話していた)。しかし、人間の心理というのはおもしろいもので、人間であれそれ以外の動物であれ、心理的に近い存在に意識の大半を否応なしに持っていかれてしまう。ちょうどゴドウィンの話を思い出す機会があったが、それがあるべき姿なのかどうか。
夕方、某オンライン打ち合わせと、某研究相談。
夜、東山二条の当たりで某先生といろいろ重要な相談をしながら夕食。これも感謝。
夜中、帰宅。風呂に入ったら寝るべし。
「真実は、ソクラテス、こうだ。贅沢と放埒と自由こそ、後ろ盾よろしきを得るなら、美徳であり、幸福なのだ。あなたが言ったようなそれ以外のものは、しょせんきれいごと、人間どもが勝手に決めた自然本性に反した約束事、戯言にすぎず、何の価値もないものなのだ。」ゴルギアス(講談社学術文庫)より
— 児玉聡 (@s_kodama) 2023年10月17日
文鳥もといキンカチョウは無事に保護していただきました。感謝 pic.twitter.com/CXX0Vy1Y4F
— 児玉聡 (@s_kodama) 2023年10月18日