え、こだまの世界?

A day in the life of...?

How fragile we are

自由とか自律とかが理想(擬制?)としてある一方で、人々は傷つきやすいのだ。変わった言動をする人に出会ったとき、「ああいう普通でない行為をするのは、ひょっとしたら心の病気かもしれない」という配慮も必要なのかもしれない。「病気であることが明らかにならない限り、病気ではない人として扱う」という規範は、おそらく正しい。だが、病気であることを正しく疑うことのできる感受性も必要だ。昔はそんなことは露も思わなかったが、最近はそういうことを考えるようになった。みんな立派な大人で日々がんばっているわけだが、同時に傷つきやすい人々でもあるのだ。