夕方、地下鉄でCauseway Bayに行き、駅のそばのホテルで行われた披露宴に出る。こちらの披露宴は、日本の披露宴と二次会を合わせたようなもので、夜に行われるのが通常のようだ。老人は早めに来て、マージャンをしているらしい。
某友人が配慮して、ベジタリアン用の食べ物を準備していてくれたのだが、みなが円卓でブタの丸焼きなどを食べている中、一人だけ別の食べ物を食べているというのは、かなりembarrasingだった。どのぐらいembarrasingだったかというと、(フィッシュ)ベジタリアンをやめるか、舌をかんで死ぬかどちらかにしようかと真剣に考えるほどだった。う〜ん。それとも、こういう場ではみなに合わせる「ポライト・ベジタリアン」という新しいカテゴリーを作るかなあ*1。
となりに座っていた英語の流暢な、いかにもインテリな香港人の女性とも今一つ話が盛り上がらず、ますますセルフ・エスティームが下がった。あとで某妻に、それは理想が高すぎだと忠告される*2。とにかく、香港は歩いているだけでセルフ・エスティームが下がる危険なところだ。
セルフ・エスティームと言えば、これまで会った人の話からすると、香港人はあまり香港を高く評価しないようだ。日本人と一緒で、謙遜もあると思うが。まあ、もう少し調べてみよう。調べてみようと言えば、香港の生命倫理事情と、SARS騒動についても調べること。