ついでに、もう一文ハイライトしているところ。
ヨーロッパでは未婚の女性の栄誉と貴さは、貞操であり、またその純潔が犯されない貞潔さである。日本の女性は処女の純潔を少しも重んじない。それを欠いても、名誉も失わなければ、結婚もできる。
解説：この時代には処女の純潔や貞操を重んずる観念は薄かった。キリシタンの信仰が伝わった時、教会で大いに風俗矯正に力を尽くしたため、信徒の間には純潔を貴ぶ観念が植え付けられた。(39)
それで思い出したのが、先日のガーディアンの一行ニュース。
Gang rape victim punished
A judge in Saudi Arabia ordered a victim of gang rape to receive 200 lashes - more than double her original sentence for being alone with a man who was not a relative - after she appealed against the lenient sentences given to her seven rapists. He jailed her for six months.
(Guardian Weekly 23.11.2007)
Custom is the king of all...か? あれ、そういえばこれは文化相対主義の良いネタだな。
「不謹慎な。講義のことよりも、この女性のことを心配せよっ」
