え、こだまの世界?

A day in the life of...?

お、先日某氏らと書いた論説がいろいろなところで紹介されているようだ。

新型インフルワクチン、東大が政府に注文

 新型インフルエンザ用ワクチンの供給に関して、東京大学の生命・医療倫理系の講座で作るプロジェクトチームは12日、妊婦のように重症化しやすい感染者から接種することや、安全性が十分に確認された製品を輸入することなどを政府に求める提言を発表した。

 国内企業は新型インフル用のワクチンを年内に最大1700万人分しか製造できず、政府は海外から輸入することを検討している。だが、優先接種の対象などが具体的に示されていないため、東大チームは課題をあげたうえで、政府に十分な議論を行うよう促した格好だ。

 提言では、途上国がワクチン不足に陥らないよう、輸入量を必要な分だけに絞ることも要望している。
(2009年8月12日20時37分 読売新聞

ワクチン輸入は国際視点で 新型インフルで東大提言

2009年8月12日 22時29分

 東京大の生命・医療倫理系の研究者らでつくるチームは12日、新型インフルエンザのワクチン政策に関する論文を公表、政府が輸入方針を明らかにしていることについて「妥当性を広く国際的視点から考えるべきだ」との見解を示した。

 論文は、新型用ワクチンをめぐって国家間で調達競争が起こっていることを指摘。政府に「自国民を保護する使命があるが、一方で日本は世界の中でも高度の医療態勢を備える国でもある。どのような必要性に基づいてどれほど確保するのか、妥当性を広く国際的視点から考えるべきだ」と注文を付けた。

 また、どんな人に優先的に接種するかについては「流行の状況は先進国間でも大きく異なり、日本の実態に即して順番を考える必要がある」とした上で「方針決定には社会的な懸念が大きく、流行前からの情報提供や社会的関心を高めるためのインフラを整備する必要がある」と指摘した。

 さらに「ワクチンを輸入する場合は、入手時期のみでなく、臨床試験の質を踏まえた判断が求められる」としている。
共同

なんか聞かれたときのために、もっとまじめに勉強しよう。それにしても、東大ブランドはすごいな。