え、こだまの世界?

A day in the life of...?

借りた本、買った本、もらった本など

太陽の塔

太陽の塔

某氏に勧められたので、借りてみた。これから読みます。
Moral Minds: The Nature of Right and Wrong (P.S.)

Moral Minds: The Nature of Right and Wrong (P.S.)

ハーバードの生物学者による道徳心理学の本。謝辞にチョムスキーやシンガーが登場するので、人間関係と思想関係がわかる。一般に、謝辞を分析すると、いろいろ思想関係がわかるのかもしれない。

At the core of the book is a radical rethinking of our ideas on morality, which is based on the analogy to language, supported by an explosion of recent scientific evidence. Our moral instincts are immune to the explicitly articulated commandments handed down by religions and governments. (p. xviii)

単純な直観主義的道徳を推奨しているわけではないが、合理的な道徳には限界があるるとして、道徳に関するわれわれの認知的バイアスを明らかにしようとしている本
(この本のコアの部分にあたる論文の紹介)。
経済学とか心理学の人の方がおもしろい倫理学をしている。倫理学者はもっと学際的空間に身を置く必要がある。

自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書)

自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書)

いただきもの。ありがとうございます。
情報化(監視)社会における個人の自由のあり方(および人格概念)を検討する本。
最近、自由についての本が多い気がするが(気のせいかもしれない)、
何が問題になっているのか、よく勉強しよう。