え、こだまの世界?

A day in the life of...?

読んだ本

“全身漫画”家 (光文社新書)

“全身漫画”家 (光文社新書)

おもしろかったので、すぐに読む。少年期のマンガ体験から本宮プロのアシスタント時代の話を経て4章のBE FREE!の説明ぐらいまでがおもしろかった。頭でっかちな漫画家だが、少なくとも自分で考える力があるのが偉い。
BE FREE!では「解放としての自由」というテーマにもろに影響を受けたが(とくに10代後半)、「コミットメントとしての自由」(あるいは、「コミットメントの前提としての自由」?)というテーマはおそらくサルトルを読むまで学ぶことがなかった。そういう意味では、この漫画家のせいでずいぶん苦労させられた気がするが、今読めばまた違った解釈ができるのかもしれない。