え、こだまの世界?

A day in the life of...?

思想と文体

「わかりにくい文体は悪徳だ」「いや、わかりにくい文体でも、その人の思想にとっては必要なのだ」。
なるほど。その人は誤読されやすい文体で書くが、それは誤解されやすい思想を持っているからか。ある思想を、その内容はほぼ変えずに、わかりやすい文体で書くことと、わかりにくい文体で書くことは可能か。翻訳の可能性を認めない人ならば、それは不可能だと言い、一度でも推敲をしたことのある人ならば、それは可能だと言うだろう。