本日のテレビショッピング「査読者の首」
「さて、さてさてさて! 本日もテレビショッピングの時間が参りました! 本日は、大学研究者および研究者を目指す若者に朗報です!」
「え、ほんとですか。私も研究者を目指したいんですよね! いったい今日の商品はなんですか?」
「これです!」
「え、これって、ピンクの丸太? あるいはピンクのバウムクーヘン?」
「いや、これは首ですよ、首」
「首だけですか?」
「首だけです。名付けて「査読者の首」!」
「査読者の首?」
「そうです。ご説明しますと、研究者は学会誌や国際雑誌に投稿するんですが、ピアレビューによる査読制度というものがありまして」
「ピアレビュー。査読制度。はあ」
「要するに自分が書いた論文を何人かの研究者が寄ってたかってこき下ろすわけです」
「まあひどい」
「そうなんです。お互い匿名なのをいいことに、上から目線でここがダメ、あそこがダメと徹底的に批判してくるわけです、この査読者という輩たちは。く、くそっ、思い出しただけで腹が立つ」
「まあまあ、落ち着いてください」
「はあはあ。そう、そこでこの査読者の首なんです」
「なるほど、だんだんわかってきました」
「そうです。このシリコン製の首を、匿名の卑怯な査読者の首だと思って、ぎゅっと絞めるわけです。そうすると、ほら、「グエッ」というヒキガエルを踏み潰したときのような断末魔の声が聞けます」
「私もやってみていいですか。えいっ。あ、ほんとだ。「グエッ」って言いますね。けっこう気持ちいい」
「査読者は中高年男性が多いので、その首の質感を忠実に再現しています。実際に男性研究者を集めて、首を締めたらどんな声を出すかを調べましたのでリアルな声を楽しめます」
「それはすごいですね」
「さらに、首を絞めるだけでなく、壁に投げつけても「ゲッ」という音を出します。私がやってみますよ。えいっ。ほら」
「あ、ほんとだ。良い声ですね。私もやってみてもいいですか」
「はい。振りかぶって、「コノヤロー、調子に乗って適当なこと書いてんじゃねえっ」とか叫びながら投げてみてください」
「わかりました。「コノヤロー、好き勝手言いやがって。2週間以内に書き直す身にもなってみろっ」。えい! わ、気持ちいい!」
「でしょう? こうやってこの「査読者の首」で憂さを晴らした後であれば、論文を泣きながら修正して、「この度は拙論を読んで丁寧にコメントしてくださり、誠にありがとうございました」といった社交辞令を何とか書けるわけですよ」
「たしかに。相当なストレスなんでしょうね、査読の応答というのは」
「そうなんです。しかし、査読者を探し当てて、首を絞めたら警察に捕まりますからね。だからこれ、「査読者の首」! お値段ですが、通常一つ5千円のところ、今回は特別価格で、査読者1、査読者2、査読者3の首を三つセットにしてたった4980円!」
「まあお安い! とってもお得ですね」
「これであなたの研究者生活が快適に!」
(クラファンで作ってくれたら支援します)
夕方
少し遅めに起床。昨晩もマンガを読んで夜更かしをしてしまう。
朝、シリアル、朝刊。
ドナルゾ「私は吉○寮を○田寮生から解放する。そうだ、これを「自由と正義の作戦」と名付けよう。オペレーション・フリーダム&ジャスティスだ」
私「どこかで聞いたような名前ですね。それに、学生寮を学生から解放して何がよいのですか」
ドナルゾ「そこに私の邸宅を建てる。ドナルゾ大総長タワーだ。地上100階、地下10階の豪邸だ。私に忠誠を誓った学生たちだけが住むことできる、地下に」
私「めちゃくちゃですよ」
ドナルゾ「これは自由と正義の戦いであると同時に、聖なる戦いでもある。なぜなら私は仏陀の生まれ変わりだからだ。毎日ブッダボットとしゃべっていて気づいた」
私「ブッダは聖戦も殺生もしないんじゃないですか」
ドナルゾ「私も学生を殺したりはしない。彼らは大学に金を持ってくるからだ。そうだ、学生だけでなく、教員にも大学に所属するための税金を払わせよう。払えない教員には総長選の投票権を与えなければ、ますます私が再選される可能性が高まる」
私「再選禁止ですってば」
午前中、少し朝スプラをしたあと、某原稿を推敲する作業。お昼ごろに終わったので某氏に送る。
お昼はカレー。
お昼すぎ、メールの返事をしてからしばらく休憩。
昼下がり、洗濯物を取り込む。ようやく後回しにしていた某仕事に着手。某予習もしないといけないが、今週中にこの仕事を片付けねば。
夕方、某作業がストレスなのでシャワーを浴びるついでにネコの体も洗うことに(4月ごろからそろそろ洗おうと思っていた)。洗濯ネットに入れて風呂場に連れていき、シャワーを浴びせると、この世の終わりのような悲しい鳴き声の恨み節。5分ぐらい洗って体を拭いて外に出し、あとでぽんチュールをやる。

(嫌がらせをすることに決めたぞ)
真夜中
夜、夕食。食後、少しスプラ。その後、某仕事の続き。苦しい。しかし他の仕事もあるから早く終わらせないといけない。
夜中、運動不足なのでエアロバイクに20分弱乗って読書。上野千鶴子の『おひとりさまの最期』(2015)をパラパラと途中まで。当たり前と言えば当たり前だが、関心が重なっているところが多い。ちょっとデータが多くて読みづらいな。
そういえば、夕食の前に某先生が亡くなったという知らせが届く。合掌。I got the blues for you.
