え、こだまの世界?

A day in the life of...

エジンバラへ(まだ途中)

早起き。髭剃り、シリアル。真夜中に荷物をまとめておいたので、比較的順調に準備ができた。朝、タクシーで京都駅に行き、そこからはるかで関空へ。

チェックイン。オンラインチェックインを忘れたので少し並ぶ。某先生とパスポートコントロールまでご一緒する。それから家族とFaceTimeをして搭乗。すべて順調に進む。

機内で観た映画。『ズートピア』。肉食動物も菜食動物も共生する社会「ズートポリス」で警察官になったウサギを主人公とする話。多文化共生の寓話になっているが、アニメでしか描けない寓話ならではの説得力があっておもしろい。暴力性あるいは正直さといった道徳性は本性(DNA)なのかどうかという問いもおもしろい。わかりやすすぎかもしれないが、映像も含めてさすがディズニーと唸らされる作品。A-

映画を見ながら食べたベジタリアンミールはそれなり。

ちょっと寝てから『ジュノ』。まだ見てなかった。16歳の女子高生が妊娠してしまい、ウェルオフなカップルに養子として子どもをあげるという話。変わった性格の主人公とボーイフレンド、家族、カップルの人間模様を描いた作品。主人公を始め登場人物がみな個性的でおもしろい。ウェルオフで絵に描いたような美男美女カップルでさえ問題を抱えており、完璧な家族などいないというのが一つのメッセージのようだ。B+

フライトはまだ半分まで来たところのようだ。アムステルダムからエジンバラまでの飛行機もあるし、大変だな。イギリスは遠い。

昨日、なかなか寝られなかったので考えていたこと。最近自分がすべきことが多すぎて、自分がしたいことをすっかり忘れているようだ。自分の仕事はかなりしたいこととすべきことが一致している。が、やはり時間があれば何をしたいのかを考えるべきだろう。あ、また「べき思考」をしている。マンガや映画や小説を読みたい気がするな。バンドも少しやりたい気がするが、それもおもしろいだろうが、やはり何か新しいことを知りたいとか、新しい体験がしたい気がする。ライオン使いか。旅行もよいのかもしれない。

普段は情報過多。情報のストリーミングというか。そのせいで自分で思想の糸を紡ぎ出す暇もない感じ。こうしてネットから遮断された方が考える気になる(何か有意義なことを考え出せるかは別として)。

また少し寝てから3本目の映画。Miss You Already. ドリューバリモアとT.コレット主演の映画。小学生の頃から親友の二人が30代後半で片方はがんになり、もう片方は不妊治療の末に妊娠するという話。乳房を切除して、さらに脳に転移してやけになる友人を、喧嘩もしながら支える役をドリューバリモアが好演している。少し涙する(隣の人も見て泣いていた)。なお、撮影にはUCLの病院が使われたりイギリスのホスピスが使われていた。B+

何があるかわからないから家族は大事にしないとなあ、と思うわけだが、日常生活に戻るとこういう思いをすぐに忘れてしまうのはなぜか。だから日々の祈りなどが大切なのかな。

四本目『ミッドナイトスペシャル』。アメリカ南部で不思議な少年を中心における超常現象を描いた映画。K. DunstとM. Shannonなど。主人公とその父親たちが警察から逃げるだけの駄作。こういう映画が作られる土壌がそもそもあるというのがすごい、という感じ。南部の不思議さを描いているんだろうか。D

もうすぐアムステルダム。このぐらいになると腹の調子が悪くなるが、ずっと座っているせいというよりは、食べすぎの気がする。帰りは食事を制限しよう。

スキポール空港着。現地は15時前、日本は10時前。大変だな。

無事にトランスファーの手続を済ませてもうすぐ搭乗。しんどい。